昨晩、報道ステーションでスマートグリッドが特集されていました。
スマートグリッドって簡単に言うと、ネットを活用し、電力の需要と供給のバランスを保ち効率良く電力を供給できるようにする仕組みですね。環境問題を解決する一助にもなり、政府はもちろん、大きなビジネスチャンスとgoogle、cisco、microsoftなどのIT企業、もちろん、電気、ガスなど様々な企業が参入を表明しています。
米国ではニューディール政策として大規模な予算組をしていますが、日本ではその予算事業仕訳で見送りになったようです。この辺、詳細が良く分からないのですが気になる話です。
さて、そんなふりをしておきながら全くスマートグリッドの話ではありません(^^;)。
「メディアの変化」です。
何かというと、私がスマートグリッドの言葉を始めて聞いたのはのは、昨年の末。ツイッターのタイムラインで知りました。
その後、意識しているという事もあったのかもしれませんが、blogでもチラホラと目にするようになって、昨日の報道ステーション。最近、テレビではツイッターも同じように取り上げられ、広く認知されるようになってきています。
こうした情報の伝わり方をふと考えると、ニュース速報や号外などその伝播ツールにwebが加わった事はかなりインパクトが大きい事だったんだと思います。
さらに言えば、ツイッターの登場はテキストのリアルタイム化を生み、blogが既に古いメディアになっていると。
さらにさらに言えば、ホームページで企業が情報発信をするにあたって、所管部が稟議回している間に社員が呟いてしまえば、それはあっという間に広がっていくわけです。「君、ツイッターってなんだ?」みたいな事から会議で説明したりってあるのかな?
何が言いたいかというと、ツイッターが出たことは情報が伝わる圧倒的スピード感を生み、個人がメディア化する一文化を形成し、会社組織内のwebデバイドをあからさまにしたのかもしれないと。
ちょっと大げさかもしれないけれど、恐らくこうしたことはあると思っています。
さて、生まれながらにしてネットやITに慣れ親しんだ人を指して「デジタルネイティブ」という言葉があります。
先日、小学校4年生になる子供と話をしていたら、Youtubeがもう当たり前になっている。だからTVを一緒に見ていて、さっきの面白いところをもう一度見たいと言って見られないと、ダサイ!と。(^^;)
保守層教育論者から、時間価値が分からなくなるだとか、何でもすぐにやり直せる意識が芽生え、逆境に弱くなりそうだとか挙げればキリがない批判を受けそうなんですが、こういう時代である事は事実です。
先日の見た100年インタビューの中で羽生さんがおっしゃっていた様に、誰でも情報は取れる中、大切な事はその情報をどう切り取るかという事だと思っています。
これから5年後、親御さん方は皆さんお仕事をされている方が多いと思うので、パッと変わるという感覚はないと思いますが、確実にそれもかなりのスピードを持って技術が進化し、それと共に意識、さらには文化も変化をしていきます。
1998年にgoogleが立ちあがり、y!のオークションが始まり、2006年にtwitterが始まりました。
誰がネットでモノなんて買うの?交通が不便かつ犯罪が多いアメリカと日本の文化は違う!携帯でメールなんてする人なんているの?
これは実際に、当時多くの企業で当たり前の様に論じられていた事ですが、これほどまでに時代の流れは早い。ドッグイヤーから最近ではマウスイヤーといわれる程。
私もそんな時代に遅れないよう、イノベーター(革新者)とはいかないまでもアーリーアダプター(早期採用者)位は目指していきたいなと思っています。
そういえば、ママさんから「りりぱのホームページも更新しなきゃ」とご指摘を頂きました。他のママさんからもたーしかに!と。(^^;)
確かに「最新情報」が全然最新じゃない・・・。