以前、盲目の方から、ラジオのDJで図抜けて凄いのは伊集院光さんだという話しを聞きました。
声だけの世界の中で、あたかも目の前にそれがあるかの様に思わせてくれる話術と話しの展開は彼独自のもので他の人ではなかなかそれを感じさせてくれる事は無いんだそうです。
確かにテレビで彼を見ると頭がいいなぁって思うより、話しがス~ッと入ってくる心地よさを感じて、つい聞き入ってしまうしなぁ。
そんな盲目の方から紹介されたのがこの本です。
のはなしし | |
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今、電車の中でパラリと読む事が多いんですが、笑いを堪えるのに必死になる面白さだけでなく、考えさせられたりする内容で、しかも読み易く、彼の多彩ぶりを感じさせてくます。
特にこの方の想像力。美しいなぁと感じさせてくれます。
考えてみると、子どもの頃って沢山面白いものがありました。
もちろん、現代の子どももそうだと思うんですが、テレビもネットなど今よりも圧倒的に情報量が少ない時代です。結局、遊びを作り出すしかなく例えば、白い紙を用意して適当に線を書いていき、ゴールに何があるかを想像して実際に見に行くというものなんてのもやりました。
いつも決まりきったコースを行くんじゃなく、適当に作った地図通りに進んでいく。大した距離を移動した訳じゃないけれど、ちょっとワクワクした事を覚えています。(実はこれ、りりぱっとの子供たちにもやった。)
情報を沢山持つ、情報が無い、◯☓という両極端な判断をするのではなく、良いところを上手く捉えて子供たちと接していきたい。
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