船橋市 駅前保育園 りりぱっと blog/ブログ

マグフォーマー

ぱんだROOMで子供達の中で流行っているものが”マグフォーマー”です。

思い思いの形をつなげて、ボールを作ったり、ロケットを作ったり、たまにビックリするようなものまで子供達はその豊かた創造力で作り上げていきます。

平面や立体、はたまた対称や空間など、様々な知識も育んでいけるといいな。

それにしても、教育系の玩具は奥が深いですねぇ〜。

 

バランス感覚を養う

園庭が無いりりぱっと。

お散歩は行けるけれど、天候がわるい時などは先生方が工夫を凝らして身体や頭を使った遊びを取り入れていますが、うさぎROOMで使っているこのアイテムもその一つ。

ただバランス感覚を養うだけでなく、順番に歩くなど協調性といった事も上手く学べるのはいいですね。

レールに見立てて電車遊びを始めてしまうのはご愛嬌。。。

 

認証、認可外。

船橋市では昨年10月から認証保育所というものを導入しましたが、現在市内の認証保育所は8園に留まっており、”りりぱっと”を始めとして多くの認可外保育所は公的保育の枠外になっています。

認証保育になるための審査項目は色々とありますが、りりぱっとが認可外である理由は【防火対策として調理場にスプリンクラーが設置されていない。】事です。

消火器をどれだけ設置して、防災訓練や消防指導・研修を受けてもNGですが、認証保育所でないが故に良い面も沢山ありますし、あまり認証を取る為に・・・という事は考えていません。

当然、認可外であるという事は、見学前に「質が悪いんじゃないか？」「事故を起こしているのでは？」「きちんと保育しないのでは？」と思われそうですが、子どもの事を考える場合は例え認証や認可であろうと、もちろん認可外でもしっかりと内容を確認するのが親御さんです。

信頼は目先の事だけでは生まれないし、認可、認証という看板だけでも作れない。

未来をしっかりと見据えた上で今できる事を毎日やっていく事で出来上がった信頼こそが、何よりも強いものだと信じています。 

さて、保育については国の保育制度もこれから急ピッチで、しかも大きく変化していきます。

この辺については少しずつ、かつ確実に情報発信し、皆さんと共に考えて行きたいと思います。

鏡の問題

年長、年中さんは、空間認識力を高める為の入り口として暫く転写をやっていましたが、ここ数日は次のステップとして鏡の問題を積極的にやっています。

図形や文字などを反対にひっくり返して書くというものですが、これがなかなか難しく大人でもあれれ？となる事があります。

出来るようになったら、次のステップとして書き方のパターンも変えていきます。

・左にあるものを右に書く

・上にあるものを下に書く

・左にあるものを右下に書く

数量把握もしていかなくちゃいけないし、その次には足し算引き算の虫食い算もやっていかないと。年少さんも平仮名が書けるようにしたら、カタカナ、数字も。

時間ないなぁ・・・・

しかし、慌ててやるわけにはいかず、一つひとつ確実にやっていこうと思います！

未来の為の教育

子供達には健やかに育ってもらいたいという思いは、保育園関係者全体の共通するところだと思いますが、具体的にどういう取組をしていくかを考える場合、地球規模で未来を考え、そこからの逆算で何をしていくのかという考え方は必要だと思います。

最近は具体的に○年後という事を出した未来予測本も沢山出ているので、参考になります。ちなみに、今はこの本を読み始めていますが、読んでみたいという方は事務までどうぞ。

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さて、当然ながら、教育に関してはいつの時代も議論に上がるところですが、対象となるのは社会人・大学生が中心で0歳児まで言及される事は少ないように思います。（0歳児になると先般、東洋経済でも取り上げられた様な内容になってしまうかな？）

そうした中で大切な事は、一体何の為の教育なのか？という前提。

しかしながら、多くの場所で使われている教育という言葉は、”有名企業に就職する為”に”有名大学に合格し”、その為には有名中高に入学し、その為にエリート教育を受けるという流れ、つまり、手段と目的がごっちゃになった取られ方をしている印象を受けます。

私たち保育の中で教育とは一体何を指すのでしょう？

子供達と一緒に製作をしたり、歌ったり、身体を動かす事はテストの成績を上げる為ではなく、もっと大切な人間力という土台をきちんと創る為であり、それこそが保育の教育の一つだと思います。

人間力をどう捉えているのか？具体的に取り組んでいる事は何か？といった事は別の機会にしますが、どこかで親御さん向けの勉強会にこうした事も取り入れたいなと思っています。

子供の行動にはきちんとした理由がある

ちょっと変わった製作をやってみました。

テーマを決めて、古新聞や、雑誌など自由にちぎって貼っていく、ただそれだけの事なんですが、最初は戸惑っている子も次第に積極的に貼りつけるようになると同時に新しい発想が生まれるのか、色々なものを作り出していきます。

大人の目からすればただの紙をちぎったものでも、「これは何？」と聞くと「えがおになるキャンディー」と言ったようにきちんとしたストーリーがあるなど発見多い時間になりました。

 

モチベーションの源泉

グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミットに登壇された南場さんの話は経営という視点だけでなく教育という観点からも非常に興味深いものがありました。

語りかけるようなストーリーはプレゼンがうまい人だなぁと思うと同時にとても内容が深く、りりぱっとのママ達、そしてパパ達にもおすすめです。

その話の中で共感した事は、「モチベーションの源泉」を知る事の大切さ、そして多様性という言葉を置き換えて、「個性」を重んじる事です。

日々の生活の中で、子どもに勉強を教えたりする中で、我々が課している事は「続ける事」。

子どもの気分や気持ちは365日違うものというのが前提だと思うので、個性をきちんと見ながら彼らが飽きない様、変化を作り続けながら能力を伸ばしていくのか？

マニュアル化する事は難しいし、というより敢えてマニュアルにする事ではないけれども、どういう事に彼らが喜びを見出すのか？一人ひとりのモチベーションの源泉を知ろうとする視点は大切だな知る良いプレゼンでした。

もちろん、他にも沢山の学びがあります。

不格好経営―チームDeNAの挑戦
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そこにある理由を考えたい

「ほぼ日手帳」の愛用者だったし（^^;）、今でもサイトは大好きなので、これは絶対に行かねばとはたらきたい展へ行ってきました。

 

会場に自転車修理業を80年やっていらっしゃる方の言葉、「小学生のころから80年以上、自転車を修理し続けてきた」というポスターを見て、ふと知人のお父さんが言っていたと教えてくれた言葉を思い出しました。

「同じ仕事を10年続ける事」

「今までの経験をつなげる事」

 

最近、検索型思考というか新幹線型思考というか、結論に至るまでの途中経過や物事のつながりが軽視されているのではないかと思う事が増えて来ました。

ものを調べる場合はネットで良いし、食べ物や本の内容はレビューが第一！になってきたし、買い物だってそうですね。

はたらきたい展では著名人を始めとする方の珠玉の言葉集、99枚のカードを持ち帰る事ができます。確かにその言葉1つひとつは素晴らしいものだけれど、その言葉がその人の口から出るに至る事を考える事も大切。

さて、子どもたちにどう伝えていくかな・・・。

意見交換会

たきのい幼稚園との定例の意見交換会の途中、皆の授業をちょっとだけ見学させて頂きました。

みんなきちんと腰骨を立てて先生の話を聞けていましたよ〜。

新小学生には授業をきちんと聞けず徘徊してしまったり、騒いでしまう子どもが増えてきているという話を聞きます。だから、1年生のクラスはベテランの先生が受け持つ事が多いんだそうです。

 ・・・・・話は変わりますが、新事業創出支援シンポジウム&Connect!という大企業とベンチャー、VCとの出会いを後押しするイベントに参加しました。

話の中心は日本では何故大企業でベンチャーが育たないか？という事だったのですが、システムやTOPの意識というよりも、下部に掲載した失敗に対する意識そのものが問題なのかもしれないなぁと思いました。

 

ではどうしてこうした不安が生まれるのか？というと、詰まるところ教育しかありません。

一体、教育が問題というその教育とは幾つ位の年齢を指すのかなと思う事がありますが、私は0歳からだと思っています。

だからこそ、前回の書いたチャボの話ではないですが、いかに伸びる芽を、どんどん伸ばしていき、しっかりとした土台を構築する保育園で役割や責任は大きいなと思うのです。 

ちなみにこのデータが載っているACCJが取りまとめた「成長に向けた新たな航路への舵取り」、他にも興味深い事がありますので、ご参考まで。。。

チャボは茶色です

小学校の授業で「鳥」を書く事があって、とてもカラフルなチャボを書いて提出したところ、翌日、赤いペンで「チャボは茶色です」という字と共に返却された事があったそうです。

毎週、水曜と金曜の朝はアートレッスン。

アートレッスンという名でやっているので、テーマは見えないものを出しています。

「音」「ひかり」「幸せ」「風」「空気」

一人が「顔の絵」を書けば皆一斉に顔を書き始める事もあるけれど、まず、「どう書けばいいのかな？」と考えさせる事も大切。

先生方も、どんなひかり？どんな音？と問い続けますが、そんな思考の繰り返しから自由な発想がどんどん拡がっていくと思っています。