何度かMKタクシーに乗る機会があったんですが、やはりMKのサービスは素晴らしいなと。以前、東京MK社長が駅員の方に泥酔して暴行したなんてニュースもあって、内部体制にも陰りが?とも思ったのですがそうした事は感じられない快適な運転でした。
車を止め、サッと運転席から出てきて、ドアを開けてくれてから到着するまでそのサービスはいつも気持ち良いものです。
多くのタクシーは、乗った途端に煙草の臭いがしたり、行き先を伝えても黙っていたり、行きかたもよく分からないのに予めその辺の事を言わないなど、当たり外れがある事が多い。
しかし、それがMKにはない。
以前、一緒に食事をしていた相手の体調が悪くなり、急遽病院へそのまま行く事になった時にレストランが呼んでくれたのがMKタクシー。その至れり尽くせりの対応にちょっと感動したのはもう何年前になるだろう。
料金も割高という訳ではないのに利用者が増えないのは何故か?
自身、タクシ-をそれほど利用する事がないので、どうしても目の前を通る車を呼び止めてしまう事が多い。MKがどれほど素晴らしいのか分かっていてもです。
となると、ターゲットとする消費者の標準、つまりタクシーを利用する時は自分と同様に、偶発的に利用するケースが圧倒的に多く、出来れば良いサービスに越した事はないけれど、我慢出来るって程度ならまぁ良いかという事になっているんでしょうね。
サービスを考える事はもちろん大切だけれど、乗ってからのサービスではなく、タクシーを利用しない人や、偶発利用の方にどう指名してもらうかを考える事が大切なんですね。
この辺の事はwiiを発売した任天堂(ゲームをしなかった女性、高齢者ユーザーの囲い込み)戦略にヒントが隠されていそうです。
コメント