▲最近の映画CMのパターンで見終わった観客インタビューで「泣けました!」と話すパターンのものがあるけれど、「男たちのヤマト」のCMでもそんなシーンがあった。
そのせいか、日本の戦争映画とは、戦争を伝えるという主旨よりも、お涙頂戴的な演出が多いのかもしれないと、チョット拒絶していた事もあったんだけれども、この作品だけは見て良かった。
一言一言のメッセージがすんなり心に響く映画。
回天の乗組員として志願しつつも戦争の為に死んでいくやるせない思いへの恐怖、そしてプライド・・・確かに特攻を志願した若者にも、国を守るとか、愛する人を守る為だとかの気持ちからもあるだろう。
ただ、愛する国だし、人だからもっと生きていたいというのは自然の気持ちだろう。新しい人物像を描いた作品。実は本も既に読んでいるんだけれども、映画として見てもとてもよいものでした。
本、映画ともにお薦め。
出口のない海 | |
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