お酒の席では比較的人間関係は構築し易く、当たり障りない話に明け暮れ、それが面白かったからという理由だけで「友達だ!」という事になり易いもの。
そういう関係は「友達バブル」みたいなものだと思っていて、再会しても上辺だけの話しにしかならず、それは「友達」という関係とは程遠い。
友達や信頼できる人間関係は何か?
あくまでもone of themだけれども、「言わない無責任、言う責任」があると思います。
例えば、子供の体に気になる点があった、最近元気がない・・・。
言いづらいからという理由でそのまま流してしまう。その時はそれで済んでも後々問題が大きく膨らむかもしれない。それが正しいとか間違っているという事でなく、双方がきちんと『会話』して子供と接する事はとても大切。
友達関係にも同じ事が言えると思います。
電車内で化粧をする、地べたに座りこむ、歩き煙草をする、世の中には多くの理不尽かつ非常識な人がいる。
こういう人が自分の「友達」「家族」ならどうするんでしょう。(そもそも友達にはなっていないか・・・)
気になる点や悪いと思う点は指摘するべきですし、良いと思う事は褒め称えるべき。そうしてお互いが良い影響を与え高め合うからこそ「友達」「信頼できる関係」が構築できる。
昔は友達でも他人でも叱ってくれる人が多く存在したし、今程に、ちょっと非常識だなぁという人もいなかった。つまり、自分を律してくれる人が常に存在していた。
知り合いでない人に意見を言う事は勇気がいる事。だからこそ、自分を高めてくれる存在はとても貴重です。
「友達」「親友」という定義や言葉が軽く思われているのが現代社会かもしれないと思える中、いかにそういうベースをりりぱっとで創っていけるのか、かなり大きなテーマです。
さて、「儲けの教科書」という書籍には強い組織の条件の一つに仕組み作りがあるとしています。
- 会社の「仕組み」とは「誰がそれを取組んでも同じ結果を出すことが出来る社内のルール」。それはアルバイトでも高校生でもベテラン社員と同じ結果が出せる事
- 今すぐに売上を上げることに直結できるテクニックはいくらでもあるが、その大半は一過性のものであり、なかなか身につかない。つまり効果的なテクニックほど会社の仕組みにはしにくい
- つまり効果的テクニックは劇薬と同じ。一度、導入するとその効果を忘れる事ができずまた同じような効果を求めて劇薬を使ってしまう。こうやって薬漬けになった結果、今度はその効果もなかなかでなくなってしまう。だからよ多くの、より強力な劇薬を求め探しもとめていく
- 劇薬に頼らない会社の仕組みを作り上げること
- 営業テクニックやマーケティングテクニックに頼らないで売上を上げていく仕組みづくりはすぐには効果が出ない
「儲けの~」というタイトルがりりぱっと的には宜しくないかもしれないけれども、根本的かつ本質が書かれていると思います。
この本ではあくまで会社を切り口に書いていますが、人間関係という切り口に置き換えるとなかなか面白いですね。その場限りの祭りごとや、建前だけでは信頼できる人間関係は創れっこない。
良い人間関係創りの為の仕組みとは何か?この辺を日々じーっくりと考えています。
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