忙しい朝の営業電話。
どこでどういう縁があるのか分からないので、基本的に営業の電話は邪険にする事なく紳士に対応をしたいと思っています。
よくかかってくる内容は「投資、広告、コスト削減」の3つに大別されますが、今朝の電話は個人向け投資商品の案内。
比較的忙しい時にしつこそうな印象の電話の場合、『私の会社も同じような事をやっている会社なので』と言えば大体は「失礼しましたー」となるのですが、今回の方はちょっと将来を期待してしまいました。
「うちの商品は他社では出来ませんから!」
確かにそうかもしれないけれども、そもそも私の会社も同じような事をやっているので、競合になっているって事、つまりライバルなんですが・・・。
「ええ、分かります。うちは個人向けですから」
えっ!?いや、だから個人向けかどうかではなく、うーん・・・だから競合にあるという事は普通は商品開発や研究という目的がない限り競合を利用する事はないですよね。
「確かに。でもうちの商品は他社では・・・」
ちょっと待って待って!そうでなくて。
「あっ一つだけ!」
一つというより、そもそもの話なんですが。
「ええ分かります。そもそもですね。うちの商品は他社には・・・」
この営業トークで通用する人がいるのか、期待と心配とちょっとした興味とで複雑な気持ちになりました。
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