今月の献立のコラムでも取り上げていますが、「孤食」という言葉をご存知ですか?
簡単に言えば独りで食事をとるという事ですが、1988年には約27%だったのが2005年には約41%と増加の一途をたどり、年々独りで食事をとる子供が増えてきているそうです。
「孤食」が増えるとその子供にどういう影響を及ぼすのでしょうか?
①コミュニケーション能力が育たない
②食事のマナーがない
③大人になっても人と一緒に食べられず、お弁当の中身を見られるのを嫌がる
コミュニケーション能力。どれがという事ではないですが、これはしっかりと育ててあげたい。コミュニケーション能力が高く、人に良い影響を与えられる個人はその人自身も幸せになっていくものです。
なぜなら、物事は全て人で動くからですね。
塾帰りの子供が食事をしていたら、親は食卓につくだけでも良いそうです。そして食事をしている時は愚痴を言ったり、叱ったりしないで楽しい食卓にするように努力し、「嫌な場」にしない事が食育の基本。
仕事、子供のスケジュールなどある中で家族が「一緒」に食事をとる事を続けていく事は実際にはかなり大変な事だと思いますし努力も必要です。
ただ、こうした事を知っているか知らないかでは将来大きく違ってくる。
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