さて、先日ニュースで大阪府の朝会議で橋本知事と女性職員との議論の様子が放送されていました。結構頻繁にやっていましたのでご覧になられた方も多いかと思います。
報道陣も多い中でなかなか勇気のある発言だったと思います。
自己主張はとても大切な事です。
ただ、あのやり取りには組織の中での温度差というもう一つの大きな側面が見えた様な気がします。
脱線するかもしれませんが、大きな会社に居た頃、組織や上司部下といった関係があまり好きではありませんでした。
今では、エエー!?ってなものかもしれませんが、15年前位、腰ぎんちゃくの様に上司を立てる部下と嫌がりもせず嬉しそうにしている上司の関係が結構多く見られたものです。(今でもありますかね?)
他社の方々との時間を優先するなどしていた私は部下としては可愛くなかった新入社員だったかもしれません。しかし、ようやくこの年になって分かった事は、先日も書いた様に「人は認められる事」が嬉しい生き物なんだという事です。何言ってんだかという部下よりもきちんと自分を認めてくれる部下、そりゃそっちの方が可愛いですね。
橋本知事の意識はとても高いし、改革を実直にやられている方だと思っています。多くのメディアでは歪めた報道がされ、足を引っ張る事しかしないという事も事実でしょう。
だから末端にいる人であればある程、上の行動は見えにくいし、発言も届きにくくなる。それはしょうがないんだ、結果で示せという意見もあるかもしれませんが、それでは働いていて気持ちよくない事も多い。
「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」
という山本五十六の有名な言葉があります。その根底には認めてあげるという事があるんだろうな。朝会議でのやり取りを見ていてそんな事を思いました。
子供達の食事を見ていると、こうした縦割りもなく、皆仲良く遊び、笑っています。これから成長していく上では縦割りの世界を避けて通る事は難しいでしょう。
そうした世界で、ism(イズム)をしっかりともち、自己主張し、水平を意識し・・・と一体何が言いたかったのか分からなくなってしまったので、その辺の考え方は皆さんに引き継ぐ事にしましょう、と強引に文を〆たいと思います。
さて、私も昼食にしよう!
コメント