土曜日は普段より子供の数が少ない、月極会員さんサービスdayです。いつも、小さい子供と大きい子供は別の部屋で過ごす異年齢保育をしていますが、この日は皆一緒に過ごします。
こうして年齢の違う子供達が一緒に遊ぶとお互いを思いやる気持ちが芽生える様です。
お兄さん、お姉さんはリーダーシップを取ろうとし、妹弟分はその後を一生懸命くっついて、言いつけをしっかりと守って仲良く遊んでいます。
日頃の集団生活で社会性や協調性をたくさん学んでいるからこうした小さなコミュニティでもそれぞれの位置をしっかりと把握して遊ぶ事ができる。
これから幼稚園、そして小学校へと新しい舞台へ羽ばたく子供達。
人である以上、他人と交わりながら生きる事は必然。将来、子供達が皆の中で他人に気遣い、助けてあげられる力強いリーダーシップを発揮して、その刺激を受けた別の子供がそれを見習い、別の子供へと伝播していく。
そして、そういう姿を見る父母達も同じように良い刺激を受けていく。
そんな将来の姿を想像しながら保育をしていますが、こうしてカルタをしながら遊んでいる姿を見ているだけで、我々の責任は非常に大きい事だと改めて感じます。
先日、打ち合わせの中で、ひょんな事から児童サッカースクールへ子供を入れている方から日本サッカーの構造ではプロのサッカー選手は育たないという話を聞きました。
要は短期間しか見ていないのだそうです。例えば、高校3年間、中学3年間などでのピークを考えるので、プロになる頃には後退期に入ってしまうのだという事でしたが、これはサッカーの世界だけでなく、一般的な教育の世界でもいえる事だと思います。
小学生の1年生には概ねベテランの先生がつくという話
この話一つとっても、いかに教育全般に「今さえ良ければ風土」が蔓延っているかを感じます。0歳から成人までの将来ビジョンで逆算した時に今教えておかなければならない事は何か?
新しくりりぱっとに通ってくれる子供達にもビジョンをもとにしっかりと保育をしていきたいと思います。
いい天気ですね!良い週末をお過ごし下さい!
コメント