新しいサービスは比較では理解できない

ちょっと面白いサイトがあったので紹介。

携帯百景

写真と文字を適当に入れるとアップされるもので、簡単ミニ写真ブログみたいなものですが、写真を簡単にupできて、入力した文字がちょっとかわいらしいのがなんだかいいです。

パスワードをかけたり、SNSみたいに身内だけで楽しむってのは出来ないみたいだけれど、お時間ある時に遊んでみてはいかがでしょう？

このサービスをある人に勧めた時に、かえってきた答えは「ふーん、色々なサービスがあるもんだねぇ」というものでした。

携帯で写真を撮ってUPする事。

その何が楽しいのか？というものなのかもしれません。

人は新しいものと出あうと自分が経験したものや知っている事をベースとして比較したくなるものです。
しかし、新しいものの場合は、そうした比較で考えるとせっかくの面白みが半減してしまう事や、開花するべきサービスをつぶしてしまう場合が多々ある。

例えば、企業のITインフラが急激に整備された時、情報感度の高い方はどんどん新しい事をやっていこうとするけれど、比較思考の上司がいたりすると、重箱の隅を突くような事態に陥り、話が前に進まないって事があります。
それがコストのかかる事であれば、それも正しい事かもしれないけれど、日ごろからこの比較思考をとっぱらって、なんだか分らないけれどやってみようとするイノベーション思考が無いと石橋を叩き過ぎて渡れなくなってしまい、新しいビジネス、つまり新しい場所へは行けないのかもしれない気がします。