いきなり季節外れな話ですが、8月の終戦記念日が近づくと「戦争体験者が少なくなってきており、生きた話を後世に伝えられなくなってきているのは問題だ」という話を良く耳にします。
「日本 戦争」と単純検索で、二つのキーワードをamazonで入れると約5,000冊もの和書があり、googleで検索すれば約1,700万件もの結果が表示されるので、知ろうとすれば幾らでも「情報や知識としての戦争」は理解できるわけです。
しかしながら、生き証人が少なくなるという事は、形式知だけだはなく、いかに暗黙知が大切なのかを意味しているわけで、これは、戦争を知らない人々、つまり日本にとっても大きな損失にもつながる事を危惧している。
話はちょっとそれますが、最近コンビニなどのレジで、お釣りなしで支払をしているにも関わらず「○○円お預かりします」という事を言われる店員さんが増えています。
つまり、接客マニュアルだけを鵜呑みにしていると一人一人のお客様に対応するのは難しい。
この事は保育の世界でも同じ事が言えると思います。
子供一人一人に個性があるわけですから、お客様に対しても保育の内容を形式知として説明する事は困難ですし、もちろん社内マニュアルを配布してそれで安心というものでもない。
しかし、乗っている電車で速いと感じるのは止まっているものがあるからである様に、”サービスやものごとすべては相対で判断される”わけで、多くの方々に対して、なかなかうまく「りりぱっと」の保育内容が説明できないのがもどかしい(笑)
さて、今日は1308号室(散歩前です)
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