タイトルに書いている様な事をちょくちょく考えます。
以前も書いた、6次の隔たりという6人以上の人間が介在すれば、誰とでも繋がれるという理論があるのですが、こうした考え方もwebの進化によってどんどん変わってきます。
その介在する人数も少なくなってくるだろうし、つながる為の時間もどんどん早くなってきています。
反面、webの世界では簡単に人とつながれるものの、顔が見えない分、知らない人からのアクションに対しては躊躇してしまう事もあるわけで、そうするとblogなどである程度自分を知ってもらうツールを最大限に活用した方がより新たな人とのつながり易く、パイプも太くなったりするわけです。
それでも、 blogだけではちょっと足りないとか、新しい人ともっと繋がりたいと思うと、他のwebサービス、例えば、iddyなどのプロファイルサービスやtwitter、携帯百景など携帯電話でガンガン利用できるサービス、もちろんmixiなどのsnsも利用したりと、一人だけでも結構多くのサービスで情報を発信する様になります。
・・・こんなアイテムが発売された様です。
SNS時代の新しい連絡先交換手段として開発された電子ガジェット「Poken」(ポーケン)。
可愛い動物アイテムであるpokenを相手のpokenにかざせば、その中に入っている先述したようなwebサービスの登録情報を瞬時に交換できるものらしいです(すいません詳しく読んでいません)。
webのサービスが外にまで飛び出して、pokenみたいなアイテムを使ってより手軽に人々とつながれるかもしれないと思うと数年後には、6次どころか3次、1次位にはなっているかもしれません。
技術進化は確実に人々の認識を変えていきます。
いまや大量動画も簡単にやり取りできるようになったインターネット。10数年前からすれば夢の様な話です。
そして、通信技術、PCの性能の進化によって、様々なサービスが立ち上がって、人々のコミュニケーションの形も明らかに多様化していきていますが、リアルの世界でもwebの世界でも人々がつながれる点では同じ。
ただ、相手が見えるかどうか、という事がコミュニケーションを作る上で人々を一瞬躊躇させています。
ここで、webって事だけを考えると、個人情報の問題だ!とかの議論になってしまいますが、根本的には現実の世界でもそうである様に、自分の情報を出せば出した分だけどこかの誰かと繋がり易くなるし、相手との関係もより密になってきますよね。
未だwebの世界でリアルタイム、かつ鮮明な動画をやり取りする事は一般的ではないけれども、ゆくゆく大量動画をリアルタイムでやりとりが出来るようになってきて、モニターを使うのかどうかは別として、多くの人とある意味で可視的に繋がってくるようになってきた時に人々の生活や認識など、どう変わっていくのでしょう。
個人情報などの問題を考える事も大切だけれど、それよりも、まずは、そんな未来の生活を考えた方が楽しいです。
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