年長さんの卒園式は毎年感慨深い日。
親御さんに抱っこされて初めて見学に来た日。不安そうな顔をして、慣らし保育では泣き顔を沢山見せてくれた。
友達とオモチャの取り合いをしたり、ようやく歩き始めた小さい頃。いつの頃から下の子供達を気遣ったり、大人びた口調をしたり、褒められたり怒られたり・・・。
敏感期を迎え、色々な事に興味を示し、何でも吸収し始めてグンと成長して、さてさてとどう対峙するかと考えたり。子供にとっても、りりぱっと一人ひとりのスタッフにとっても、お互いの人生の1ページとして思い出を作ってくれた。
一人ひとりの思い出を挙げればキリがない。
でも、そんな事を思い出さずにはいられない日。
写真をひっぱり出して眺めてしまう日。
そんな卒園式で思うのは、社会人になったり、結婚したりと節目節目でまた会ってみたいなぁという事。
寂しくもあり、嬉しくもあり、複雑な日。
春からは沢山の夢がつまったランドセルを背負って、新しいフィールドへの一歩を踏み出す。
不安も沢山あるし、これからどうしようもない悲しみ、困難、挫折なども経験する事もあるだろう。
それでも、そんな山を一つ一つ乗り越えられるような強さを教えられたかな。
あーあ、寂しい日。
もっともっと沢山教えてあげたい事あったし、あーあ・・・と反省もする日でもある。
そんな卒園式。
そんな今日。
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