子供たちに勉強を教えていると結構ハッとする事があって逆に教えてもらっている事も沢山な日々ですが、いつもどうすれば良いか教え方に変化をもたせるようにしています。
基本は楽しんでもらう事。
加えて、ただ覚えるだけの勉強じゃなく、質問などを積極的にする事で考えてもらう事。
質問は理解力を図るのにいいし、違った角度からの質問は理解力を高める事に加え、様々な道程で回答を導けるようになるといった効果があります。
思う事は答えが合っているという事より、どうしてそうなるのか?が大切。
小学校の頃、ひたすら99を覚えさせられ何度も何度も繰り返し紙に書いたり、公式を覚えたりと、記憶の算数にかなり嫌な思い出があります。
そういう記憶の算数をやっていると、例えば2+3=5と答えられても、じゃあ3+5=と聞くと5と答えたりする事もある。あてずっぽうもよくあって、「わかったー!7」「わかったー!9」など。そうなると、目的が当てる事になり導き出す事じゃなくなってしまう。
もちろん、基本として知らなければいけない事も沢山あるけれど、そこに観察力がつくと算数もとても面白いものになります。
15×15=225ですが、225をバラスと[2][25]。
2=1×2で25=5×5
ちょっと進めてみると25×25=625で、これをバラスと[6][25]。
6=2×3で25=5×5
さらに進めると35×35=1225で、[12][25]。
12=3×4で25=5×5
これ95までこの規則が当てはまるんですね。
図形の問題でも、ちょっと変形した図形の面積を求めたり角度を求める場合に補助線を書けばあっという間に解けるという問題がありましたよね。面積の公式だけ分かっていても解けない問題も観察力で簡単に解ける。
さっきは数字の2について考えてみようと、マインドマップを使ってみました。
算数だとどうなる?読み方は?オリンピックだとどうなる?皆の体は?(そこから、怪我してしまった方やパラリンピックなどマインドマップだと発想が広がっていきます)などなど。
まだ全員が全員集中して出来るという事ではないけれど少しずつ風土として広がっていけばいいな。
小さな一歩を少しずつですね。
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