幼稚園生位になると男の子はヒーローものや戦隊ものに憧れ、遊び方もかなりパワフルになってきます。
ちょっと位なら大丈夫かもと、そんな私を怪獣に見立てヒーローよろしく色々な技をしかけてくる男の子もチラホラf(^^;)。
先日も子どもたちと遊んでいると、○○キック!とやってきた子どもがいたんですが、私の足を蹴った後で本人もイタタ・・・と言った事がありました。
そうなんです。
ゲームでも漫画でも何でも、見ていると強い方だったりヒーローだったりする方は殴ろうが蹴ろうが痛みが無い。そりゃ、殴ったヒーローが怪獣と一緒に痛がっているなんて絵にならないですもんね。
こんな時代だからこそかもしれませんが、こうした感覚って怖いなと思います。
殴れば強かろうが弱かろうが自分の身体を直接使ってやり合った場合、お互いに痛みが走るものです。
こうした事は本を読んでも分かるものではなく、やはり感じる事が一番。
何をしてはいけないと口で言う事は簡単ですが、身体を使って感じてもらう事もとても大切だなと感じた瞬間でした。
一方、
心でも同じ事が言えると思います。
問題になっているイジメだって、相手の痛みが分かるのであれば、そうした事はやらない。
1人でイジメていると痛みを自分で抱えなければならないから、皆で集まってやる。
イジメをする人間は実は心が弱いっていうのはそういう意味からきているのかもしれないです。
昔何かの番組でイジメっこにも同じ経験をさせて、いじめられっ子の心を分からせようとした事があったけれども、人とのコミュニケーションが希薄な今、そして今後増えるかもしれない状況では頭で理解させる事じゃなく、実際に経験として痛みが分かるようにならないといけないのかもしれないなぁ。物議をかもすかもしれないけれど、「やめなさい!」と頭で分かってもらうだけでなく、身体を使って痛みを感じてもらう事も大切だと思ったのでした。。。
さて、動画は昨日の13階です~。
コメント