アバクロの販売手法は面白い

冷たい雨ですね。今週はスッキリしない天気が続くとかですが、気持ち明るくいきましょう！

昨日の日曜日、ようやく銀座のアバクロンビー&フィッチへ行ってきました。行列を作っていることが多く、かつ、イケメンなドアボーイに躊躇して（＾＾；）どうにも近づけなかったのです。

そんな昨日は列も少なかったので並んでみることにしました。

待つこと数分、店内に入店すると上半身裸のマッチョな男と記念撮影を進めるかわいらしい女性店員。

これは面白いですね。おそらく、写真を撮った方々はblogや友達に写真を見せて勝手に宣伝をしてくれる。そういう、来店した後のことまでを入店と同時に思い知らされるのが面白い。

そして、もう一つ入り口で思うのは強烈な匂い。

店内で販売している香水なんですが、これも同じことが言えるでしょう。勝手に広告を視覚でなく嗅覚でやっている。匂いはダイレクトに脳に刺激を与えるので、この匂い＝アバクロとなるわけです。

お店ではまずはエレベーターに乗って階段で降りてくる仕組み。もちろん、階段を使っていってもいいんですが、楽したいですもんね。

自由度を減らして客導線を作り出しているというのもあるのかもしれませんし、各フロアにレジが無いので、一度買うと商品を手にしたらそのままレジのある3階まで行ってしまう。

薄暗いビル全体にダンスミュージックがかかりかっこいいスタッフは皆、陽気。

結構な数のスタッフがいるので人件費など実際の利益率はどうなんだろうとも思いますが、催眠療法にも似た感（＾＾）の販売手法は、なかなかどうして面白いなと思います。

一方で、リニューアルオープンした三越もついでに足を運んでみました。

混雑していたので細かくは見ていませんが、あまり面白くはないなぁというのが率直な感想です。

商品は買い求めやすいものも多く、飲食店が増えたことで幅広い来店客層に対応しているなとは思いますが、アバクロの様な仕掛けが無い。

結局、三越の特徴がないため、大丸や松坂屋、三越といった他のデパートと比べて何が面白いのかが分からない。

取り扱っている商品は別にどこにでもあるような商品のアバクロ。そして色々な商品やレストランなど様々なものが揃っているデパート。

これからの店舗のあり方の違いをまざまざと見せつけられたような日曜日でした。

それにしても、アバクロは男性陣の劣等感と闘争心を思いきり煽ってくれます（＾＾）。理由は行けば分かるでしょう。