ペルソナというマーケティング手法があります。
例えばあるサービスの販売戦略をする場合や開発をする場合に、具体的にターゲットを深堀をしていく手法ですが、M1層(20歳~34歳の男性)、F2層( 35歳~49歳の女性)というザックリとした分析をするのではなく、千葉県船橋市の津田沼駅徒歩一分のマンションに住む35歳の男性、勤務先はこれこれで趣味はどうで、家族構成はこうで、子供はりりぱっとに預けていて(^^)、性格はこうで、新聞は何を読んでいるだとか細かく想定するものです。
昨日、expの勉強会でプロファイリングに関することをザックリと聞いてきたのですが、このペルソナにも近いものがあって、大変勉強になりました。
人によっては育ってきた環境などによってフィルターがあり、入ってきた情報がそのフィルターを通じて頭に入ります。
とにかくやってみないとわからないよ!という方もいれば、段階を踏まないとやれないという方とかいますよね。そういう方に対して前者の方ならまず全体像を説明すればすんなり受け入れられるけれども、細かい内容から入ろうとすれば、「そんな細かい話はいいから、先にざっくりとした話を聞かせて」となってしまう。
セールスをする場合でも先方がどういうタイプか分かっていれば、その方にあった説明から信頼関係が構築しやすくなるし、物事を上手く進められるようになる。
最近では人事面接でも採用や配属などのときに同じようなことをする企業が多いのも納得。オバマさんの就任演説や企業の広告でもプロファイリングに基づいた内容が増えているそうです。
プロファイリングというと、お恥ずかしい話、すぐに頭に思い浮かべるのは犯罪捜査!でしたが、実に深い内容のものなんですねぇ。
久しぶりにおお!と唸った勉強会でした。
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