▲戦争の実体験はありませんが、きちんと理解していきたいと思っているので数は少ないですが、関連書籍を読んできました。
この本はそうした中で、戦争をきちんととらえた小説として、とても共感を覚えました。
永遠の0 (講談社文庫) 百田 尚樹 講談社 2009-07-15 売り上げランキング : 116 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
特攻隊員であった祖父の足跡をたどるべく、ひょんな事をキッカケに取材をする孫。祖父を知るもと特攻隊員からの話を通じて、戦時中の彼等の気持ち、上層部の問題が赤裸々になっていく。
戦争を知るべきだとか、日本を支えてくれた英霊が眠る靖国に参拝しないとは何事かとか、日本を売ったメディアがどうだとか、そんな事よりももっと深い、前線で戦った兵士達の心。。。ほんの僅かかもしれませんが、片鱗に触れられた気がします。
お薦めというより、できるだけ多くの方々に読んで知って頂きたい本です。
▲そしてもう一冊
岩崎弥太郎と三菱四代 (幻冬舎新書) 河合 敦 幻冬舎 2010-01 売り上げランキング : 5926 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
龍馬伝ではそのハチャメチャな取り上げられっぷりに三菱系会社からNHKにクレームがついたとかつかないとか(^^)の岩崎弥太郎。
ちょっとしたエピソードでさえも、学ぶべきところが沢山あって勉強になります。ページの関係からどうしても概略としての内容になっているので、もうちょっと深く知りたいなぁと思いますが、読みやすくてお薦めです。
それにしても。。。。
話題の龍馬伝。
巷で「当時は日本を本気で考えていた人が沢山いた」という話をちょくちょく耳にします。
この本の中にも、岩崎一族のエピソードから、今日の企業姿勢などを問題視する様な発言があるけれど、どうもそういう話になると、今の日本だってきちんと国の事や企業運営をしている人や会社は沢山あるのになぁとちょっと嫌な気分になります。
皆が皆じゃないのに、どうして括って、ぼやかしてしまうんだろうと。
ちょっとした事かもしれませんが、せっかくなんだから批判的な事や悪い部分にフォーカスするのではなく、もっといいところに目を向けた話や記述が欲しいなといつも思います。
さて、今日の動画は13階大きい子部屋のボール遊びのシーンです(^^)
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