NHKの番組に「スポーツ大陸」というものがあります。
週末に日本文理大学のチアリーディング部の取り組みを見ながら、細かいところまでは知る事はできませんという前提ですが、思った事があります。
番組では大きな大会に出場する為、日々血の滲むようなトレーニングをする学生。大技を決められず、どう克服していくかといった場面も映していましたが、できない学生に対し他の部員から飛ぶ「ちゃんとやれ!」「いい加減にして」「自分の仕事をやれ」という言葉が飛び交いどうも根性論が目立ったような気がしました。
まず何がダメかを考える事。
それに対してどう克服できるかを考える事。
これの反復が必要。
根性論も分からないでもないけれども、どうも生産性が無い様に思えます。人は緊張やプレッシャーの中よりもリラックスした雰囲気の中で課題に取り組めた方がうまくいく一方、逆の環境を作ってしまうと、上手くプレイができない事も多く、焦りから失敗する事も増えます。
上手くできなかった学生たちの思考回路までは分からないけれども、ただ根性論を振りかざして説き伏せるよりも、何が間違っていたかをきちんと考えさせる事が大切なのではないかと思いますが、大会5連覇の実績を考えるともっと深いものがこのチームにはあるのかもしれないですね。
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