保育で可能な限り心掛けている事の一つに、スタッフは保育サポートする立場に徹するという事があります。
たとえば、高いところから降りる時は身体を抱っこして下すのでなく、手を持ってあげて本人が自分の力で降りる意識を創ってあげるという事などです。
まず子ども達は何がしたいのか?を考える。その上で単純に結果に到達させるだけでなく、その過程をスタッフは見守り、場合によって導いてあげるという姿勢が大切だと思っています。
何かの講演会でも聞いたことがありますが、子どもができない事や問題が生じた場合、すぐに大人が「解決してしまっている」子供の場合、障害にぶつかった時、すぐに泣き出してしまい助けを待ってしまう。一方、サポートしている立場に徹した場合、子供たちはまず自分でやろうという姿勢が見られるんだそうです。
今日、お散歩中、転んでしまった子供がいましたが、その子はすぐに自分で立ち上がり、そして、自分で服についた砂埃を払い落して、また列に戻って皆と一緒に歩き始めました。
まさに「自立」の一場面を見ているよう。
パパママの周りでもいると思いますが、社会人になった時に与えられた仕事を待つだけの人もいれば、自分で仕事を創っていく人もいます。
そういう人達の違いは言わずもがなといったところでしょう。
こういう時代だからこそ、子ども達には待っているだけでなく、リーダーシップを発揮できるような大人になってもらいたいという想いを毎日のちょっとした保育の中でイメージ、そして反映させていきたいと思います。
今日の動画は107です。
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