朝は少ない通勤者の中に大きなバッグを背負った人、スノーボードを持った方の姿がチラホラと見受けられましたが、りりぱっと は今日が年内最終開園日です。(年始は4日から通常営業)
今日はいつもに比べてちょっと落ち着いている園内で子供達の顔を見ながら一年の振り返りをしましたが、言うまでもなく今年は本当に大きな出来事が多かった一年でした。
3月11日の地震、そして9月の首都圏直撃の台風などでは、交通網が完全に麻痺し、帰宅難民といった初めて聞く言葉が飛び交い、りりぱっとの親御さんもその中に沢山いらっしゃった。
遠くから足を棒にして徒歩で帰っていらっしゃった親御さんが見せてくれた安堵の表情、そして、スタッフへの感謝の言葉は忘れられません。
皆さんには多くの励ましや温かい言葉を頂き、それこそ『絆』を改めて実感する事が出来た一年でした。
当然ながら3月11日の事は過ぎ去った事では無いし、復興に向けての歩みを私たち一人ひとりが意識し、それぞれが出来る範囲の事+αで行動していかなくてはなりません。
原発問題も身近な問題として切り離せないものになりました。
ところで、ドイツでは原発からの完全撤廃を決めました。先日テレビでその背景をやっている中で、1980年代から環境に関して教育の中にしっかりと取り入れているという話を聞きました。
国民は全員が再生エネルギー開発においてかかる負担についても、次代に渡っての事で必要だと前向きなんだそうです。
異年齢保育に対する考え方でも触れましたが、教育は国を創ります。
2012年も2011年に引き続き人を創る為のプロジェクトや研究会が様々な場所や形で立ち上がるでしょう。ここ、船橋市、そして習志野市、千葉県でも、保育の在り方や教育に関して様々な検討が引き続き行われ、また新たに立ちあがるものもあるでしょう。
しかし、そうした動きに任せきりにせず、各自がビジョンをしっかりと持ち、何をするべきか考え、そして行動していかなければいけない時代。
[Move!]
2012年はまさに、行動する年にしていきたいと思います。
今年も皆さまには本当にお世話になりました。来年は+αの保育サポートをさらにさらに提供できる様にスタッフ一同、笑顔で頑張っていきます(^^)
何卒宜しくお願い致します。
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