毎朝、近所の方やゴミの回収業者さんと会釈、時間があればちょっとした立ち話をしています。
『いやぁ、参っちゃったよ~』と、いつもの来てくれる60代後半の回収業者の方が教えてくれたのは、りりぱっと に来る前にダンボールを回収しようとしたら、何とダンボールの間にホットプレートが入っていたのだそう。
慌てて出せない旨を50代と思われる”大人”に伝えたところ、「こんなの同じじゃない」と、揉めたんだそうです。
ゴミを入れるタンクのネジに絡まったら?集積所の機械に絡まったら?
ゴミ分別の規定はきちんと守る、社会のルールとしてキチンとやる事ですが、『分からなければいいや』という気持ちから大の大人がやってしまう。
『近頃、ズルい人が増えたよ・・・』
と寂しそうに笑って次に向かわれましたが、そういう世知辛い話を耳にする事が増えてきました。
幸福の基準って?
ブータンのワンチュク国王が来日され、幸福とは?を考えるようになりましたが、過密スケジュールの中で日本の事を心底心配され、そして笑顔を絶やさない品格高い振る舞いには、幸せの国からやってきたと説得させるには十分すぎる程でした。
さて、幸せとは何でしょう?
私も若い頃はお金が欲しい、いい車や美味しい食事を食べたいと考えていた事があります。
実は10年以上前に保育園に携わるにあたってビジョンを考えながら、自分の幸せと照らし合わせながら考えたのですが、こうした事って嬉しい事かもしれないけれど、幸せな事では無いんですよね。
『人とつながり、人から喜ばれ、必要とされる事こそが幸せなのではないか?』
ようやく、今ではそう思えるようになりましたが、実際にこの世界に入らなければそんな事を考える事は無かったかもしれません。
昨日も書きましたが、グローバリゼーションの大きな流れの中では社会に幸福を求めるのは難しい。一人ひとりが幸せってなんだろうをきちんと考え行動する事が社会の幸福につながっていく。
りりぱっとを巣立っていく子供達に「幸福とは?」を説いてもまだ難しいかもしれませんが、こういう事をすると喜ばれるし自分も気持ちがいいや!の思い出を沢山作って、津田沼?いや、船橋・・・、いや千葉県?いや日本(^^)の幸せを創り出す保育園のハブになれたらいいなと思います。
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