住んでいる街にある商店街の八百屋さんが最近呼び込みを始めています。
今までに無い光景でしたが、近所の駅ビルが出入り口を新たに作り導線が出来てからはかなり苦戦を強いられているようです。
ワンストップ戦略は私達にとって利便性を産み出しましたが、その一方で商店街の活気が薄れ、結果、防犯や近所のコミュニティを失っていきます。
りりぱっとでも、宅急便の方、生協の方、ゴミ収集の方、建設現場の方、近所の店や個人の方、朝から多くの方と「おはようございます」から始まり、「寒いですね」など話をさせて頂いています。
こうしたご近所とのやり取りが地域にコミュニティを創り、土地への思いへとつなげていきます。
その思いが、街を守ろうといった意識を創りだし、街に活気が生まれます。
今日1月17日は阪神大震災があった日です。私は直接の被害や影響を受ける事はありませんでしたが、テレビからの映像に恐怖を感じた事を今でも覚えています。
昨年の漢字が「絆」であった通り、苦難があるときに人の絆やコミュニティの大切さが分かるもの。
どの会社でも厳しい時代を迎え生き残る為に必死になっている今、その会社が新たにやろうとしている仕事や事業が本当に会社にとって良い事なのか、今だからこそビジョンに立ち返って考える必要がありそうです。
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