ある方がsns系事業の話をしながら、おっしゃった『まぁあの事業は資本力のある企業がやったからあそこまで会員数を増やす事が出来たんだ』という言葉が気になりました。
確かに資本力は大切だけれども、それじゃfacebookやtwitterといったsnsサービスはなぜあそこまで大きくなれたのか?という事になる。
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話はちょっと変わりますが、津田沼駅はもちろん、最近のJR各駅のテナントはかなり様変わりをしています。
税金で土地を買収し鉄道を敷き、駅を立て、電車を走らせるという事業もかつては地域繁栄という目的も兼ねていたわけですが、鉄道利用者が減ってくると駅から地域に人を出さないワンストップ型の事業も積極的にするようになりました。
地域に繁栄をもたらしてくれていたものが一転、競合になったわけですが、これも時代の流れです。
批判的な事を言っても始まらず、駅利用者をいかに引き寄せるか、今一度サービスを見直し、新しい事業を産み出す事にフォーカスをしていかなければなりません。
例えば、相模原にあるつちのこくらぶという体験型幼稚園は、場所を持たないコンテンツ型の園。
場所が無いなら場所をつくろうという今までにない発想も求められるし、逆に言えば資本があり、巨大化したからこそできない事も山ほどあるわけです。
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大切にしている本の中に経営学というのがあります。もちろんそれだけではありませんが、ヤマト運輸と運輸省との小口配達の争いの経緯を見ていると、資本力が問題なのではなく、消費者に受け入れられ、社会的に必要とされるものかどうかがポイントだという事が良くわかります。また、そうした事がきちんとビジョンとして腹に落ちていなければいけないという事にも気付かされます。
小倉昌男 経営学 | |
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まぁ、そうは言っても駅の立ち食い蕎麦を食べる度、何でこんな味にこんな高い値段をつけて運営できているんだろうと思うと場所がいかに売上を左右するのか改めて思い知らされるのですが(^^;)。
さて、長々と続きましたが今日の動画です(^^;)
■2号室
■8号室
■1階
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