詳細は読んで頂ければと思いますが、タイトル通り東京都教育委員会の報復について書かれたものですが、怒りを感じるというより組織のかなり古い体質が見られてちょっと驚きを感じます。
退職後に得られる非常勤教師の報酬って2,000万円近くもらえるのかぁという事も驚きですが(^^;)、その体質が教育という名のもと未来の日本人を創造していくのだなと考えると恐ろしいものがあります。
都教委が自分たちと異なる意見が出そうな方法をハナから封じ込めようとするのは、自身の主張の正当性に自信がないからで、それ故、「力」に頼らざるを得ないのだ。
「言われた通りにやれ」という上意下達の発想に染まった先生たちは、指示されたこと以外は教えなくなるだろう。
一面的な内容しか受け取れない生徒にしてみれば、まず多様な事実や見方を吸収するという、ものごとをとらえるために重要な前提が欠けることになる。
(文中より抜粋)
たきのい幼稚園の先生方との話でも幼稚園で一生懸命に教えた事が小学生に入って引き継がれない事が課題といっしゃっていましたが、これは他の教育現場でもよく耳にする事です。
以前、ドイツのエネルギー施策取り組みについてちょっと書かせて頂きましたが、エネルギーを考える教育が小さい頃からしっかりされている事で、国民全体のエネルギーに関する意識が高く、しかも、未来に引き継ぐ為の国民負担は仕方ないと考えるのが一般的なんだそうです。
自分の利権を守る為に未来の芽を摘む様な組織を平然と生きながらえさせてる日本。
自分の事しか考えられない人には人は集まらないし、自社利益だけを考える会社は生き残れない。
こうした教育組織に嫌気を感じ国外の教育を受けさせたいと、国内のインターナショナルスクールに通わせたいという希望者が増え続けていたり、そもそも日本を見限ってしまう人が増えている実態を彼らはどう捉えているのか気になるところです。
さて、1階は節分でした。ゲストはもちろん鬼です(^^)。
果たして皆、ちゃんと新聞マメを投げられたかな?
120202
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