丸の内のオアゾ4階にあるコーナーが好きで時間があるとちょくちょく見に行きます。
本屋さんの事をちょっと頭に思い浮かべてもらいたいのですが、新刊やランキング、出版社別、著者別といったカテゴリーはあるけれど、関連する書籍という陳列が無い為、刺激が少ないと思いませんか?
これが、きちんと陳列ルール通り陳列している図書館だとNDCといった個別分類コード別に陳列があり、書店とは異なる陳列になっています。
丸善はこうした発想に近いなぉと思うんですね。
著者、著名人が読んだ本の本棚など、本を新たな切り口、それが、ちょっと迷路のように展示してある。
見ているだけでも新たな本との出会いがあってワクワクできる時間です。
本を読む人が少なくなったと言われている今、子供達には出来るだけ多くの本を読んで、そして人生のメンターとも言えるような本と出来るだけ多く出会ってもらいたいなと思います。
りりぱっとの小さい子部屋には親御さん向けに貸出本を玄関に並べていますが、子どもにもとても良い”景色”だと考えています。
確かに、ミステリーや経済書籍など子供には読めるようなものはありませんけれども、潜在的に本が多くあった景色が記憶に残る事で、自然と本に慣れ親しんでくれるのではないかと思うんです。
そして、こうした環境はもっと多く作られるべきだって思います。
例えばゴミ捨て場に結構きちんとした内容の書籍が紐でくくられているのを見ます。内容や程度のチェック体制がきちんとできるなら、図書館でなくても例えばマンションのロビーなど至るところに本のシェアスペースがあってもいいんじゃないかなと。
目にもいいし、人の交流も始まる。
理事会にかけてみよっと(^^)
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