偏差値教育の問題は、過去言われ続けてきましたが、出来上がってしまった文化とも言えるシステムを変える事は難しく、未だ多くの小学校や幼稚園でそのベースとなるような教え方が横行しているのも事実です。
改めてここで、点数・偏差値至上主義の問題を言うなら、本来それで計れない人間の能力や価値を規定してしまう錯覚を、子供達に与えてしまう事にあります。
また記憶力重視の詰め込み型教育は、答えがないものを見つけたり、見えないものを可視化させたりするなどアウトプットする力が弱くなってしまいます。よく、自分の事を話せない大人が多いというのは、こうした事が影響していると思います。
自分の可能性を信じる事も出来ず、横にズラリと画一的な人間になり、大きな事を考える事が出来ず、本やニュースで見た世界の挑戦者達をただ評論するだけになってしまう。
こうした事は小学生以降の話しではなく、保育園や幼稚園の中でも課題だと思います。
表面的な言葉を理解できなくても、思考パターンは小さい頃から作っていくべきだし、その後は通う学校がやっていなくても家庭が理解していれば良いと思っていますが、りりぱっと が出来る事はもっとあるのではないか?
という事で、その考えに共感している 「こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ」の事務局の方とお話してきました。
哲学というとちょっと難しく考えてしまいがちですが、考えと止めないで突き詰めていく事だと理解しています。子どもたちと意識する時も「何故・どうして☓3回」を意識しながら会話するようにしていますが、より多くの人と一緒にやる事でより学びも深まっていきます。
子ども向けのプリント学習やマインド・マップ会議と合わせ定期的に取り入れてみたいと思います。
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