船橋市 駅前保育園 りりぱっと blog/ブログ

母の日は「asobi基地×りりぱっと」で楽しみましょ_NO.1409

会員の皆様には告知させて頂いておりますが、5月10日の母の日にりりぱっとでasobi基地を行う事になりました！。

代表の小笠原舞さんに加え、ゲストの方（当日のお楽しみ）もいらっしゃる、ゴールデンウィークの最後を飾るに相応しい内容です。

子供達は遊びを通じて何を見ているのか、何を考えているのか？

パパ、ママ達と楽しみながら学んでいきたいと思います！

見ている・見られている_NO.1408

週末のアートナイトの作品の一つ。

「3.11が■ている。」という文字を道を挟んだ反対側からパチリと撮った一枚は「木を見て森を見ず」という言葉をふと思い起こさせるものになりました。

 

・・・六本木けやき坂のパブリックアート、カウンターヴォイドの光が消えるキッカケとなった東日本大震災。その光を再び灯そうというリライトプロジェクト。

■にはどんな言葉が当てはまるでしょうか？

簡単に言える事じゃない。

でも考えなくっちゃ。

そんな気持を持ってガイドさんから渡されたペンを持ちました。

 

価値観すら大きく変えたあの日は私たち教育関係者にとっても大きな意味を持っています。

そして、それをキッカケに私たちは何が出来るのか？問われ続ける時計が動き始めました。

 

そんな事を思い起こしながら浮かび上がってきた言葉は、「見る」という言葉です。

”3.11が「見」ている”

これから先も、責任を持ちながら子供達を接する事が出来るよう、世界が、そして社会、さらには自分が自分を見ている事を意識しながら、一人ひとりの子供にできる事を考え続けていきたいと思います。

ペット殺処分について_NO.1407

 

ネットで話題になっていたペット殺処分の話し。

子どもと一緒に見て、そして、色々と話し合ってみると良いかもしれません。画像からのリンク先ページに動画もあります。

「どうでき？」のテーマにも取り上げてみたいな。

とても大切な性教育_NO.1406

電車内の広告、スポーツ新聞、そしてテレビやネット、さらには街中には様々な歪んだ性情報が氾濫しています。

しかし、学校や家庭でもなかなか性教育に前向きに取り組まれているケースはあまり多く無いようです。

記事にも、『国連の調査においても、適切な性教育を受けた子どもは性行動に慎重になるということがわかっています。』とありますが、敢えて玉虫色にしてしまい、しかし、身の回りでは面白おかしく性を取り上げる。

このまま成長した時に、どうなるか？想像に固くありません。

りりぱっとでも以前、誕生学を親子参加型でやりましたが、りりぱっと版の性教育として定期的に何かやれないかな？

初登園_NO.1405

今日から、新年少さんが”りりぱっと”から出発します。

朝から先生達に声をかけられると、昨日まで未就園児だったのがウソの様な立派な表情を返してくれます。

年中になる子供達もどこかお兄さんお姉さんとしての自覚が芽生えるのか、ちょっとだけ凛々しく見えてくるから不思議ですねー（^^）。

子供達がバスに乗るために外に出ると、選挙を終え、どこどとなく騒がしかった津田沼の街に希望と夢が沢山つまった子供達の声が雨を跳ね除ける勢いで拡がっていくようです。

そして、待っていたバスが到着すると、「バスだ〜！」と心地よい緊張感を持ちながらも楽しみで仕方ないといった顔で乗り込んでいきました（会員の方は動画でお楽しみ下さい）。

卒園する時、大きく成長させられるよう、様々な取り組みを日々進めていきたい。

asobi基地を通して見えてくる”人間”_NO.1404

土曜日は海浜幕張のイオンでやっているasobi基地、そして日曜日は市川でやっているasobi基地の見学に行ってきました。

asobi基地

様々な親子参加型ワークショップがある中で、これいいなと思うのは「観察と発見」です。大人の目から見て、なんてことないモノでも子供達はどんどん新しい遊びを創り出していくんだという事を目の当たりにします。

最初、「何をしたらいいの？」と聞いてきた子供達も、ちょっとしたキッカケを与えるだけでどんどん目が輝き始め、夢中になって遊びという名のテーマに取り組み始めていきます。

しかも長時間（^^）

暫く、夢中になっている子供達を見ていると、私たち大人がかけている大人メガネの存在にふと気づく時があります。

・・・そんな「asobi基地☓りりぱっと」の企画も着々と進んでいます。当日はちょっと面白い試みもしてみたいと思いますので楽しみにしていて下さい！！

ディープラーニングってなんだ_NO.1403

預言者ピッピ (1)
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面白いと思っている漫画に「預言者ピッピ」があります。

なかなか新刊が出ないので、どういう展開になっていくか分かりませんが、情報過多の現代社会におけるブラックジョークという見方も出来たり、人工知能社会についても考えられるなかなか深い内容だと思っています。

さて、人工知能というとSFの話しを考えてしまいがちですが、googleやfacebook、身近なところで言えばSoftBankのpepperなどでも耳にするようになりました。

じゃあ、未来の生活はどうなるかという事になりますが、保育や早期教育を考える上でもとても大切なkeywordだと思います。それは、改めて言うまでもなく、未来の生活からの逆算で今何が出来るかという事を考えた時、人が知識を身につけていく過程をきちんと理解する事は教育にもとても大切だからです。

2012年、世界の人工知能研究のブレークスルーになったと言われるカナダのチームが開発したディープラーニングは赤ちゃんが2歳位までにやっている概念を獲得する学習方法ですが、これによってそれまで全く分からなかった人の知識習得の過程が分かってきました。

「言葉のダンス」の根底にある言葉とモノの関連付けがどういうロジックで行われているのか、概念学習がどういう過程で行われているのか、私もとても興味があるところですし、この週末はディープラーニングについて色々と調べてみたいと思います。

 

・・・外は冷たい雨が降っていますが、埃や花粉が流されるし日曜はより気持ち良い天気になるかな？という楽しい気持で暖かく過ごしていきましょう！

創造力＝おもいやり_NO.1402

昨日引用した「信州大学・山沢清人学長の入学式あいさつ全文」にも通じるかもしれませんが、「いじめている君へ」という記事を読んで思う事は、想像力の欠落は大人だけの問題では無いという事です。

想像力は「おもいやり」と置き換える事も出来ます。

例えば、街へ出て目が見えない方と出会った時、目が見えないんだ、という事からその人の今をきちんと考えてあげられる。

困っているだろうな、何か出来ないかな？と考える事が、社会を変える一歩につながる。そして、本気でそれを考える事から、学校での勉強との接点が見えてくる事もあるでしょう。

つまり、イノベーションは「おもいやり」から生まれると言ってもいいし、思いやりが無いイノベーションはあり得ないと言えます。

・・・と書くとちょっと極端な感もありますが、それ位「おもいやり」って大切なんじゃないかと思うのです。そして、以前も取り上げましたが、「おもいやり」という感情は大人がきちんと教えてあげなくちゃいけない。

『ごんぎつね』のごんは自業自得!?”勉強よりも大切な「感情教育」のポイント

育児休暇が会社によっては伸び、さらに保育園に入れないといった関係から、家庭で過ごす子供達も増えてきていると思います。

ご家庭で過ごされている方はこうした事に加え、「アート☓教育」の意識を持たれると良いかもしれません。 これについても以前書きましたので今回は割愛しますが、表面的なものに囚われると本質を見失ってしまう教訓は私たちも改めて戒めていかなければいけませんね。

自力という力_NO.1401

信州大学・山沢清人学長の入学式あいさつ全文

お読みになられた方も多いと思いますが、先日ネットで目に止まった記事です。

 

子供の頃をちょっと思い出して下さい。子供の頃は、例えば、夏休みがゆっくり過ぎていたと感じませんか。大人になると、忙しさで、時間は走馬灯のように速く過ぎていきます。脳科学者のＤａｖｉｄ　Ｅａｇｌｅｍａｎ（デイウィッド　イーグルマン）さんは「記憶が詳細なほど、その瞬間は長く感じられる。しかし、周りの世界が見慣れたものになってくると、脳が取り込む情報量は少なくて済み、時間が速く過ぎ去っていくように感じられる」と言っています。

　自分の時間を有効に使うために、自力で時の流れを遅くする必要があります。

 

未だ多くの教育機関では、決められた事に取り組み、評価されるという環境にあります。そして社会に出るなり「自ら創りだす」事を求められるようになります。

私自身、社会人になった時に配属された部署は完全に受け身仕事が中心の職場でした。ただ、いつも決まりきった事をやっていれば給料が頂けるという、ある意味気楽な場所。

ところが辞令を受けて配属された部署は、「新しい事なら何でもやる」という新設部署。

入社して企画書一つまともに書いた事が無かった私に「明日まで何か考えてきて」と冷たく言い放った上司とのやり取りは、今でも鮮明に覚えています。

時代は流れ、それこそ90年末にドッグイヤーと言われた事がウソの様な変化スピードの中に私たちは生きています。

今いる子供達がその渦に飲み込まれないようにする為に、私たち教育者は何が出来るのか？

現状を良しとせず、しっかり考え続けていかなきゃ！

登園したら_NO.1400

◯時から◯をするから、◯を◯時までに用意・準備する。

でも、決して受け身にならない様、自分で考え行動できる事を意識しなければいけません。

たまには、ちょっとイタズラ。敢えて普段と異なるような課題を作り、それをどう解決するのかも見る。

そんな時間を継続していきます。