昨日引用した「信州大学・山沢清人学長の入学式あいさつ全文」にも通じるかもしれませんが、「いじめている君へ」という記事を読んで思う事は、想像力の欠落は大人だけの問題では無いという事です。
想像力は「おもいやり」と置き換える事も出来ます。
例えば、街へ出て目が見えない方と出会った時、目が見えないんだ、という事からその人の今をきちんと考えてあげられる。
困っているだろうな、何か出来ないかな?と考える事が、社会を変える一歩につながる。そして、本気でそれを考える事から、学校での勉強との接点が見えてくる事もあるでしょう。
つまり、イノベーションは「おもいやり」から生まれると言ってもいいし、思いやりが無いイノベーションはあり得ないと言えます。
・・・と書くとちょっと極端な感もありますが、それ位「おもいやり」って大切なんじゃないかと思うのです。そして、以前も取り上げましたが、「おもいやり」という感情は大人がきちんと教えてあげなくちゃいけない。
『ごんぎつね』のごんは自業自得!?”勉強よりも大切な「感情教育」のポイント
育児休暇が会社によっては伸び、さらに保育園に入れないといった関係から、家庭で過ごす子供達も増えてきていると思います。
ご家庭で過ごされている方はこうした事に加え、「アート☓教育」の意識を持たれると良いかもしれません。 これについても以前書きましたので今回は割愛しますが、表面的なものに囚われると本質を見失ってしまう教訓は私たちも改めて戒めていかなければいけませんね。
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