お読みになられた方も多いと思いますが、先日ネットで目に止まった記事です。
子供の頃をちょっと思い出して下さい。子供の頃は、例えば、夏休みがゆっくり過ぎていたと感じませんか。大人になると、忙しさで、時間は走馬灯のように速く過ぎていきます。脳科学者のDavid Eagleman(デイウィッド イーグルマン)さんは「記憶が詳細なほど、その瞬間は長く感じられる。しかし、周りの世界が見慣れたものになってくると、脳が取り込む情報量は少なくて済み、時間が速く過ぎ去っていくように感じられる」と言っています。
自分の時間を有効に使うために、自力で時の流れを遅くする必要があります。
未だ多くの教育機関では、決められた事に取り組み、評価されるという環境にあります。そして社会に出るなり「自ら創りだす」事を求められるようになります。
私自身、社会人になった時に配属された部署は完全に受け身仕事が中心の職場でした。ただ、いつも決まりきった事をやっていれば給料が頂けるという、ある意味気楽な場所。
ところが辞令を受けて配属された部署は、「新しい事なら何でもやる」という新設部署。
入社して企画書一つまともに書いた事が無かった私に「明日まで何か考えてきて」と冷たく言い放った上司とのやり取りは、今でも鮮明に覚えています。
時代は流れ、それこそ90年末にドッグイヤーと言われた事がウソの様な変化スピードの中に私たちは生きています。
今いる子供達がその渦に飲み込まれないようにする為に、私たち教育者は何が出来るのか?
現状を良しとせず、しっかり考え続けていかなきゃ!
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