「浮き指」がある子供ってこんなに多いのか!?と思いつつ、そういう傾向にある事は事実なんでしょう。
記事だけ読むと子供達にも原因はあるよう読めてしまいますが、言わずもがな、原因は私たち大人です。
という事は、解決するのも大人以外にはありえないわけです。
しかし、こうした記事を引き起こしたのは自分たちの責任だと考える大人がどれだけいるのか?じゃあどうすればいいのかと行動に移す大人がどれだけいるのか?と考えると、、、この記事の書き方一つとってもちょっと不安になります(^^;)
資本主義社会という構図の中では、「今だけ金だけ自分だけ」という思考パターンになるのも仕方が無い事です。だからこそ、社会が子供を育ててくれるのはこれからもっと難しくなるという前提に立つしかなさそうです。
その上で、子供達の為にできる事を親だけでなく大人一人一人が出来る事をほんのちょっとでもいいから考えるわけですが、解決するという気持はどこから来るのでしょう?
姿勢の悪い子がいる、で終わりにするのではなく、「どうしたら良くできるだろう?」と真剣に取り組んでくれるのでしょうか?
それを私は「思いやり」だと考えます。
そして、思いやりの心を育むにはやはり大人からだと思っています。
困っている人を助けてあげようとか、動物がかわいいとか、人や社会に迷惑をかけないといった気持は、自分自身の感情から出る事です。
困っている人は助けてあげなければいけないという事はルールではなく、心です。
「思いやり」という心は自然と身につく事ではなく、例えば傷ついている人を見て、「自分が悪いんだよ」とか「全く何をやってるんだか」ではなく、「何かしてあげられる事はないか」と子供に教えるのとではあきらかに違いますね。
つまり、私たち大人一人ひとりが出来る小さな事とは、子供に対する「言葉がけ」。ただ、それだけでかもしれないけれど、とても大きな事なんじゃないかと思うのです。
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