連日TPPの報道がされていますが、りりぱっとでは、以前から食べる意味を考える為に年数回関連する勉強会やイベントを開催しています。
食に関する知識を持ついう事は、どういう事でしょうか?
身体作りはもちろん大切ですが、食べる事はもっと大きな意味を持っています。
例えば加工品ばかり食べると身体には良くないから、自宅で料理しようとする。すると、手間を知る、五感が刺激される、家族のコミュニケーションが生まれる、習慣がつけられる、ミネラルなど栄養が摂取される、パッと思いつくだけでもこんなメリットが出てきます。
さらに、ミネラル不足による影響などそれぞれの意味を考えていくと、いかに食べる事を考える事が大切なのか、より深く理解する事が出来ます。
こうした事を親御さんと一緒に学ぶという事も意味があります。
それは、「家庭教育こそが一番大切だと考える」からです。
花盛りの幼児教育と聞くと計算や字が書けるようになったり、本が読めるようになる事等が頭に浮かぶ方もいらっしゃるかと思います。
しかし、こうした認知的スキルはあくまで表面的な事でしかありませんし、土台である非認知的スキルがしっかりしていなければ認知的スキルも最大化しないのではないでしょうか。
そして、「食事を考える」事は、結果、子どもたちの非認知的スキルを高める事につながるのではないでしょうか。
冒頭にチラッと書いたTPPについては単純に安いか高いかだけが論点の様に報道している番組もあります。確かにそれも大切ですが、その裏側にある事は何か、合わせて考えていきたいと思います。
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