「みんなの学校」をみんなで見ようという企画に参加してきました。
映画は2時間位と結構長いのですが、グイグイと引きこまれあっという間に時間が過ぎてしまう程でした。
『子供を一人ひとりきちんと観る事。』
この学校には専門的な言葉も特殊なカリキュラムがある訳でもありません。ただ、先生方一人ひとり、そして子供たちひとりひとりがお互いをきちんと尊重しあうという、とても基本的な事がこの映画の中に描かれています。
自閉症を始めとして日本でも様々な啓蒙活動が行われています。
しかし、そのどれもが大人を対象にした一過性的な活動に思われてなりません。一度、そうした活動の主催者に対し、子供たちへの啓蒙は?という質問を投げかけた事がありますが、その時は「それが一番むずかしい」という回答でした。
さて、そうした答えが、この学校にあるのかもしれません。
どうしたら子育てに冷たい社会を変えられるのか?
どうしたら投票率をあげられるのか?
どうしたら愛国心を育てられるのか?
どうしたら地域が活性するのか?
そんな事を考えながら見てみると色々なヒントが見えてきます。
私達が子供の頃、クラスにちょっと障害がある子供がいました。今の様に発達障害や自閉症といった言葉が一般的で無かった頃だったので、当たり前の様に受け入れて当たり前の様に遊んでいました。
イジメはもちろんですが、弱いものをイジメる事は格好が悪いというより、常識としてありえなかった。
時代が流れ、いつの頃からか判断基準という体の良い言葉で誤魔化したレッテル貼りが始まり、それによって様々な弊害が起きている事は言わずもがなですね。
さて、「みんなの学校」は12月22日(火)19:00〜22:00にアカデミーヒルズで上映会があるようですが、希望者がいらしたらりりぱっとでも上映会やってみたいですね!
コメント