人は見た目で判断される事が多いです。
これは仕方のないことかもしれませんが、明らかに自分と異なる姿、色、服装、場合によっては言語など、人が作ってきた文化や思想というルールというよりはレールと異なる場合は異端児として奇異な目で見られる事も。
無垢な子供たちはその素直な心から、どんどんと相手の事を知ろうと、聞いてきます。
自分の頃はどうだっただろう・・・・
小学校の頃、現メディアで取り上げられているような陰湿なものではなかったけれど、確かにイジメに近いような事はあったのかもしれません。
ちょっと言動が違ったり、故意でないミスからなど、そのキッカケはなんだったんだろうと今にして思うような事ばかりでのイジメです。
一緒に遊んでいたから仲良しだとイジメの意識は無かったかもしれませんが、あくまで、それは自分が思う事であって、実は気づかぬところで傷つけてしまう事があったのかもしれません。
夜遅くにこの映画を見ました。
クリント・イーストウッド監督作品というと個人的には良くわからないものが多かったのですが、前のW杯で盛り上がった南アフリカ、アパルトヘイトなど予備知識があっての鑑賞だったので、すんなりと理解する事ができました。
色々とメッセージがあったのですが、勇気はどこから生まれるのだろうという視点から見てもとても良い作品だったと思います。
特にラストでアパルトヘイト政策時の教育や環境で育った子供たちと大人達が共に手を取り合い喜びあうシーンは印象的でした。
見た目だとか、違いだとか、そんな小さな事じゃなく、一つの大きなビジョンを胸に一つになる変化。。。
アパルトヘイト=イジメと単純な事ではないけれど、何か大きなものを教えてもらった様な映画の一つです。色々な場面で反芻しながら考えを整理していきたいと思います。
さて、今日はちょっと肌寒いものの、カラッとしてとても気持ちが良い気候です。とは言っても風邪が流行っているようなのでお身体には十分に注意してお過ごしくださいね。
では~