先日、ソーシャルメディアに関しての講演会に行く機会があったのですが、その中で久しぶりにappleのTV CMが取り上げられ、改めて深いCMだなと思いながら、ふと、スタンフォード大で行われた「Stay Hungry. Stay Foolish.」の一節を思いだしました。
このCMが流れたのは1984年だと言います。
もともとapple側としてはコンピューターを使いこなせない事で取り残されてしまうといった風潮に対して警鐘を鳴らすメッセージもあったのかもしれないかもしれませんが、今見ても新鮮で考えさせられるのがあります。
クレイジーな人たちがいる。
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。
彼らの言葉に心をうたれる人がいる。反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。しかし彼らを無視することは誰にもできない。
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。
彼らは人間を前進させた。
彼らはクレイジーと言われるが、私たちは天才だと思う。
自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから。
さて、「Stay Hungry. Stay Foolish.」を日経などでは、【ハングリーであれ。愚か者であれ。】と訳されていて、ちょっと違和感があったのですが、改めてこのCMを見るとなるほど、伝えたかったメッセージが見えてくるようです。
人は相対的判断するものだし、ルールというものを重んじますが、果たしてそれは正しいものか?
皆がしている事をなぜしない?皆が出来る事をなぜできない?
バランスという事なのかもしれないけれど、どこかで、個性を見る視力を持ち続けないといけないなと思います。
さて、先日幼稚園組が休みの時の散歩の様子です。