東京コミュニティスクール(TCS)の授業見学に行ってきました。
この日は12月のスクール内の発表会でやる舞台練習で5-6年生組8人が参加。
当然ながら内容や詳細は書きませんが(^^;)、沢山の驚きと学びがありました。
たまたまいらした子ども達の親御さんからも話を聞いて驚きました。
なんと、舞台のシナリオは大人がちょっとアイデアを入れただけであとはすべて子供たちが作り上げたんだと。
例えば、ある職業の役があればその内容を調べる、自分たちが本当の意味で役になりきるがゆえにその中身も本物。そして、その職業も自分たちが将来を見て、どうなりたいかを繰り返し考えて出てきたものなだという。
もちろん、皆が作り上げたものだから、課題に対して積極的な意見が全員からポンポン飛び出す。
ファシリテーターを務める校長の市川さんも素晴らしい。
色々な場所から飛んでくる子供の発言すべてに耳を傾け「凄い!」「いいね!」とその場ですぐほめダメな時はダメだと真剣に叱る。
出てきた課題には決して自分が率先してアイデアや意見をいうのではなく、導くという姿勢、さらに、「まずはやってみよう!」と方向性を指示し、モチベーションを維持し続ける。
そして、時間内にその日にやるべきTASKをすべて終えて、次の宿題を出す。こうした内容は昨日今日でできるものじゃなく、毎日の積み重ねから少しずつ少しずつ形になってきたものだから、パッケージにしてハイどうぞってわけにはいかないんだけれども、勉強になる事が沢山詰まっています。
大人だからと物怖じせず、こんにちわー!これ何?と自然に話しかけてくる。頭でっかちで知識豊富という事でなく、TCSのキーワードである探究心をしっかりと持ち、そうした目と心を持った子ども達。
クラスが終わって市川校長と暫くお話させて頂きながら、さて、りりぱっとで出来る事は何だろうと。
そんな事を察してか、難しく考える必要はないと笑顔でおしゃってくれた事がとても有難い。東京コミュニティスクールさんとはこうして情報交換を続けていきたいと思います。
さて、11月22日の107号室食事です(遅れてすいません。。)