駅のアナウンスを聞いていると何でもかんでも謝り過ぎじゃないかと思う時があります。
昨日の台風の時でさえ、「ご迷惑をおかけしています」と。
ご迷惑をおかけしているのは台風であって、JRの方々は安全第一の対応をして下さっているわけで、もっと堂々としていればと思うのです。
そんな駅員の方に噛みつくモンスターもいるようですが、そもそも遅れるのが嫌ならば早く出ればいいだけの話であって、駅員さんには全く関係ない。
さて、私も数多くのサービス業を利用しますが、「申し訳ありません」「すいません」という言葉をよく聞きます。わざわざ謝ることでもないのに・・・とちょっと違和感さえ感じることもしばしば。
正しい事は正しいし、間違っている事は間違っている。
行きすぎたお客様至上主義はちょっと問題があるなと思いますし、そうした事に慣れてしまう子供たちの事を考えると複雑な気持ちにさえなります。
話はちょっと変わりますが、先日、とある学童保育へボランティアとして働いた事のある方から話を聞きましたが今は一切行っていないんだそうです。
というのも、あまりにもそこへ通う小学校高学年の子供たち、そしてその親御さんがひどかったと。
例えばラケットなどを与えると、平気で暴力をふるう、すれ違い様に子供が殴ってくる。別のボランティアの方は集団で殴られたという話もあったんだそうです。
それが問題になり親御さんに話しても、やられる方も悪いと全く意に介さないと結局根負けしてしまった。
何とも切ない話を思い出しましたが、そうした今の子供が大きくなり親になり、子供が出来た時にその大人は自分の子供へどう接するんでしょう?さらには、他の子供への影響はどうなるんでしょう。
年金や環境、食糧、政治など日本の未来への不安はたくさんありますが、人間の持つ根本的なものについて考えるとちょっと大きい問題ですし、そういう意味からきちんとした道徳教育は子供はもちろんの事、私を含めた大人に対しても再度実施してもいいのかもしれません。
無理やりこじつけると、過度なお客様サービスは正しい判断が出来なくなる事も考えられます。『台風⇒安全⇒遅延⇒早く起きる』という至極当然の流れに謝る事はない。謝られるから、謝るなら台風でも大丈夫なよう改善しろ!と噛みつくモンスターが出現してしまう。
大人でもそういう輩がいる位だから子供もそういう意識に陥り易い。
まぁどんどん話を大きくしてしまって、金曜なのに、嫌な話をしてしまいました。
後でちょっと笑いネタを探しましょう!