登場する5人の人物の手紙でのやり取りで構成されているちょっと変わった本です。
ラブレターであったり、人様の非難であったりとその内容も様々です。その上、手紙だからかもしれませんが、その内容もかなりストレートで、ちょっと引いてしまう事もあるんですが、多分暫くしてもう一度この本を読むと感じ方が変わるんだろうなぁと思う気がしてくる。
巻末にある「作者から読者への手紙」というのは是非読んで頂きたいところですね。
さて、手紙からメールへと伝達の手段が変わった現在、郵政公社のサイトを見てみると手紙については前年同月比4.7%減というデータもある位。
しかし、一方で書斎館といった文具専門店が人気だったり、雑誌では万年筆の特集が組まれたりと、手紙を見直す動きも出てきたりしている様です。
自身、ほとんど手紙を書く事は無いんですが、こうしてメールやテキストで済ませている内容もたまには手紙にしてみようかなと思ったり。
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