実は朝青龍のファンなものですから、日曜日の優勝決定戦はかなり興奮しました!
立会前のにらみ合いは思わず鳥肌が立つ程の緊張感があり、取組も肩がこる程に力が入りました。その時間、ちょうど浅草に居たものですから、高砂部屋へと行ってみました。
表通りから部屋までの数百メートルの距離を歩いてくるものですから、結構近くで見ることができますが、つい先ほどまで土俵で戦っていたのかと思うと感動すら覚えます。
場所前は横綱の品格がない、もうダメだと数々のバッシングを浴び、優勝決定戦ではガッツポーズをしたと、またまた批判を受けてきた横綱。
日本人横綱が誕生しない事は寂しい事かもしれません。
当然、朝青龍の品格にも問題はあるのでしょう。
外国人力士が増え、相撲道を守る為には厳しく対応しなければならない事も頭では理解できるものの、協会の応対を見ていると憎しみすらもっての発言を感じることもしばし。
さらには協会vs朝青龍の図式を煽り、一つのキャラクターを創り上げ「真実の朝青龍」みたいな特番で視聴率を稼ごう図式も見え隠れするマスコミの対応もいかがなものかと。
まぁ、そういう番組のお陰で彼を知るキッカケになっているのも事実ですが(^^)。
話は飛びますが、今までの企業合併というと、業界の4位、6位がくっついて、3位になるといったものでしたが、サントリーとキリンの合併は業界でも1,2位といった巨大企業同士が一緒になり、メガ企業が誕生するという事でかなり話題になりました。
背景には国内市場縮小の危機感からの海外戦略の強化という事があったと言われています。
人口減少に歯止めがかからず、日本国内だけでの相撲文化醸成は難しい。
メディアも協会も応援しているんだという前提のもとでの対応をしていかないと、結局は力士人口の減少によって相撲文化の継承すら危ういのではと、歩く朝青龍を見ながらふと思った次第です。
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