先日、今は行かなくなった飲食店の方にバッタリ会いました。
安くて美味しいお店だったので、何人か知人にも紹介したお店ですが、気付いたら私も紹介した知人、そして当時いらした常連さんも行かなくなってしまったお店。
何故行かなくなったのか?
それは味や値段だけで作れない大切な事、つまり雰囲気です。
そして、その雰囲気は店主から創られてきます。
お客さんに横柄だったり、プラスの事よりも文句などマイナスの発言は、せっかくの料理を台無しにさせる力があります。そして、不思議なものでそういう人達がお店に集まるようになってしまう。
ところが、当の本人はその事に気付かない事が多いですが、このお店の場合もそうだと言えます。
悪口や愚痴は、聞かされる側にとっては苦痛な事が多い。
会社やチームでもそうですが、愚痴ばかりの組織は硬直し、思い切った事が出来なくなります。
フランスの哲学者アランが【悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する】と言ってますが、私自身とても大切にしている言葉です。
出来ない、やれない、絶対に無理という言葉、文句や愚痴、、、言う方は楽な事だしあまり気にしていないものですが、聞かされる方はとても嫌な気分になるし、意識していなくても次第に後ろ向きになりがちです。
大変でも辛くても、明るく元気な言葉を言っている人の周りには元気な人が集まるし、その結果自分も元気になれるものです。
家族でも友達や職場でも意識していきたいなと、偶然の出会いはそんな事を思いださせてくれました。
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