恒例の試食会をしました。
りりぱっとでは常に保育を通じて出来る事を考えていますが、この試食会もその一環。
ひよこroom、うさぎroomそれぞれで提供している食事を実際に口にして頂くだけでなく、食とは何かを考え、そしてどう対応していくのかを皆さんと一緒に考える。
1月に行ったワークショップは違う切り口でしたが、食と身体の事をきちんとつなげて考えるという意味では今回も同じ内容です。
当日もお話させて頂きましたが、りりぱっとの給食を作る場所は普通のご家庭のキッチンです。
給食室といった仕切られた場所でもない為、船橋市の認証制度では防火上問題だという事で、認可外の施設となっています。
もちろん、出来る事はという事で大型の消火器と簡易型消火器も設置していますが、スプリンクラーが無いという理由で認めてもらえません。
じゃあ、認証を取る為に完全に仕切るなどの対応すればいいって事になるんですが、子どもたちの事を考えると例え認可外のままでも今のままの方が良いと思っています。
それは、「◯◯ちゃん、今日はちょっとお腹がゆるい見たい」という保育士のやり取りで、食事の内容を変えたりできる事はもちろん、子どもたちに対しても嗅覚や聴覚でも食事を理解する事が出来るからです。
栄養士、保育士と業務は分担しているものの、人を育てる場である以上、それぞれがお互いの仕事を理解し、その先にいる子どもたちを知る事が大切。
それによって作る側である栄養士も、食事をサポートする保育士も食と身体と子ども、そして親御さんが点から線になる。
ちなみに、 当日の献立はこちらからダウンロードできます。試食会130511。
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