子供達には健やかに育ってもらいたいという思いは、保育園関係者全体の共通するところだと思いますが、具体的にどういう取組をしていくかを考える場合、地球規模で未来を考え、そこからの逆算で何をしていくのかという考え方は必要だと思います。
最近は具体的に○年後という事を出した未来予測本も沢山出ているので、参考になります。ちなみに、今はこの本を読み始めていますが、読んでみたいという方は事務までどうぞ。
2052 ~今後40年のグローバル予測 | |
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さて、当然ながら、教育に関してはいつの時代も議論に上がるところですが、対象となるのは社会人・大学生が中心で0歳児まで言及される事は少ないように思います。(0歳児になると先般、東洋経済でも取り上げられた様な内容になってしまうかな?)
そうした中で大切な事は、一体何の為の教育なのか?という前提。
しかしながら、多くの場所で使われている教育という言葉は、”有名企業に就職する為”に”有名大学に合格し”、その為には有名中高に入学し、その為にエリート教育を受けるという流れ、つまり、手段と目的がごっちゃになった取られ方をしている印象を受けます。
私たち保育の中で教育とは一体何を指すのでしょう?
子供達と一緒に製作をしたり、歌ったり、身体を動かす事はテストの成績を上げる為ではなく、もっと大切な人間力という土台をきちんと創る為であり、それこそが保育の教育の一つだと思います。
人間力をどう捉えているのか?具体的に取り組んでいる事は何か?といった事は別の機会にしますが、どこかで親御さん向けの勉強会にこうした事も取り入れたいなと思っています。
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