あけましておめでとうございます。
昨年は子ども、親御さんと共に小さいながらも様々な事に挑戦させて頂きました。皆さんの温かい支援あってこそと本当に感謝しています。ありがとうございました。
さて、昨年末に、一昨年に引き続き大学で「認可外保育園から見た社会」という講義をさせて頂きました。
保育園だけでなく幼稚園や少子化、イクメンといった事まで幅広い内容になったのですが、話の目的は育児参加率アップ。社会問題としての少子高齢化を、それこそ社会の一員として考えて頂き、自分ごととして育児を理解してもらう事で日本の育児風土をより良くしていきたいという壮大な思いあっての事でしたがちょっと話が拡がりすぎちゃったかな(^^;)。
少子高齢化が急速に進む中、安倍政権の成長戦略では「女性の活躍推進」が柱の一つであり、2020年までに男性の育児休業取得率を13%にすることが目標です。
確かに合計特殊出生率をあげる為の政策を考える事は国の大きな課題ですが、制度や仕組みだけでなくやはり国民の育児に対する「意識」をきちんと作り、社会が子どもを育てていく「文化や風土」を構築していく為の仕掛けも大切な事だと常日頃思っています。
そこで、いつも思うのは義務教育で「道徳の時間」があった様に、例えば18〜23歳のうちに2回位は「保育の時間」を受講するルールを作り、特に保育関係者は育児啓蒙活動に積極的に参加するべきだという事です。
いつだったか、飛行機の中で泣く子どもがうるさいとお母さんや飛行機乗務員に文句を言った方のサイトが炎上も含め話題になっていました。
もともと、自分達だって子どもの頃には周囲の大人達に迷惑をかけて育ってきたにも関わらず、そうした事はすっかりと抜け落ちてしまっている方が増えています。
こうした事だけでなく、可視化されていない事を含めれば、日本は米国を始めとする海外に比べ子育てが難しい国と言われていますがその一端を見るような話です。
今年は「地域」という事をもっともっと意識しつつ、りりぱっとができる事を考えていきたいと思っています。例えば子どもの地域社会見学といった事やワールドカフェみたいな事も良さそうだと思っています。
そんなこんなで2014年も「保育+α」を実践していきます。
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