少しずつ蝉の声が小さくなっている夏ですが、朝晩はすっかり涼しくなって蝉の声も聞かれなくなり、道端の落ちている蝉を見る事もなくなってきました。
「可愛そうだから土や木に置いてあげよう」と拾って移動させてあげるんだというお父さんがいるんですが、ある朝、子供達と一緒に道に落ちていた蝉を木に移動させてあげると、木にしがみついた後、右足をモゾモゾとさせたそうです。
後でその木を見てみると、朝置いた蝉がいなくなっている。
すると子供達が「さっき蝉さんが足を動かしていたのは、ありがとう、バイバイと手を振ってくれたのかなぁ」と言ったそうです。
可愛らしく、とても良い話しだなと温かい気持になりました。
・・・以前、同じように道に落ちていた蝉に触ろうとした子供が「汚いから触るんじゃない!」と怒鳴られているのを見かけた事があります。イライラしていたのかもしれませんが、命に対してちょっと悲しい事だと思いました。
リンクの記事には、「感情表現」は、ある程度教えてあげないと子どもにはわからないとありますが、周囲の大人達が悲しさや喜び、優しさ、感謝など積極的に表現する事は大切だなと思います。
りりぱっと初め、保育園の先生方が明るく元気なのは実はこうした背景があるんです(^^)v。
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