先日、教育者であるゲイティ先生と話していた時、色々なバイリンガルの幼稚園や学校があるけれど、意外に目が向いていないのが、「誰が教えているのか?」「その組織のCoreValueは何か?」という事だという話しになりました。
多くの組織に様々なメソッド(方法や方式)があります。
どういう成果が得られるのか?どんな事をやるのか?そして子どもがどうなるのか?
どうしても表面的な事に目が行ってしまうけれど、その根底にある、それを誰が教えるか?その人がいる組織はどういうVISIONやmission、そしてCoreValueがあるのかという事は二の次なのかもしれないと思う事があります。
それがどれだけ大切な事かはあまり議論にならないというのは、もしかしたら、それらが形骸化してしまって、やっている事がバラバラという組織が増えてしまっているのかもしれません。
ウィキペディアで【組織】を見てみると、『共通の目標を有し、目標達成のために協働を行う、何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステムのことである。』とあります。
言い換えると共通のVISIONを持った2人以上の集まりと言えます。
何を使うにしても、何をするにしても、まずどういうVISIONを持つかをきちんと議論し、全員の腹に落ちていなければ、形だけの教育メソッド、つまり、教育ツール(道具)になってしまう。
組織だけでなく個人にもこうした考えは当てはまるように思えます。
コメント