マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法 | |
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マーケット感覚というのは、価値観という事に置き換えられるのかもしれません。
と言うのも、私たちはどうしても見えるものにフォーカスしがちです。
値段や点数など誰もが分かるところで良いか悪いかを知らずしらず、という程のスピードでどんどん判断、処理していってしまい、間違った判断につながる事が多いように思えます。
答えが見えて、分かる事には判断できるものの答えがない事や見えない世界ではどうやって対処すればよいかが分からなくなってしまう。
まさに、こうした事こそが今日本の教育で問題視されている事でもあります。
均質化した高度なモノを作り出すために効率的だった戦後の大量生産時代に求められていた事が今でも行われているのは、それほど教育が根深いものである事を意味しています。
では、どうしたら子供達にもマーケット感覚という価値観を作り出す事ができるのでしょう。
私は日常の会話でそのベースが作られるのではないかと思っています。その中で、社会との自分とのつながりを意識させながら、答えに対して何故を繰り返し、どうしたら◯◯できるか?を考えてもらう。
例えば、オモチャが欲しいに対して、ダメで終わりにするんじゃなく、どうして?を問う?その答えによって、聞き方を変えながら何故を考えさせる。
まぁそれも大変かもしれませんが、こういう事を通じて、自分に向き合う機会を作る事は大切だと思うのです。
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