私が知っている飲食店には、食事をするという本来の目的だけでない使い方をしているお店がいくつかあります。
様々なコンサートや、さらにはマジックショー、そして勉強会、料理会などなど。
以前は暖簾をくぐって暫く通って常連になってお得意さんというのが普通だったけれど、こうしたお店の使い方もするようになると本来の飲食を目的で通って常連さんになるというより、別の利用で常連さんになるという形もありそうです。
そこで力を発揮するのがソーシャルメディアと言われるtwitterや facebookの活用。
それによって、お客さんとのコミュニケーションを深めて初めて来店した時には常連さんという事が可能になってきています。代表的なお店では六本木 豚組の中村さんが有名ですが、飲食店を含め多くの業態が意識しなければならない事は全てが競合になりうるという事なのかもしれません。
例えば、一昔前、街の自転車屋さんは夢にもスーパーが自転車を売るだなんて思わなかっただろうし、お米屋さんはまさかコンビニで米が売られるとは思っていなかったでしょう。インターネットでモノを買う人なんてこの日本ではいないと言われた90年代、多くの店がecショッピングを楽観視していました。
そして、今、インターネットで情報発信する事やコミュニケーションをとる事は普通の事になり、○○屋さんで商品を買うというより、ディスカウントショップやコンビニといった業態で買う事がまず頭に浮かぶようになってきています。
時代と片づけてしまえばそれまでですが、世の中の大局はしっかりと見極めておかなければならないなと思います。
さて、今日は8号室動画です。