2009年4月から始めた親御さん向けワークショップのexPは、将来に渡って"りりぱっと”が伝えられる事は何だろうと考えたのがキッカケで始まりました。
コミュニケーション学やマインドマップ、誕生学などの学びは、子供達の発想や勉強にも大いに役立つ上、そうした事を親御さん達が知る事は細かい事は今回書きませんが、家族の幸せにつながると信じています。
今では親御さん向けexPはさらなるレベルの向上を目指して内容を精査しており、第三期の準備に入っています。受講されたものの実践できていないという方は補修という形で参加されてもいいと思います。
さて、こうして親御さん向けのカリキュラムはある程度の形が見えてきたものの、もう一つ大切な事は子ども向けにも出来る事は何だろうかという事です。
例えば、会員の皆さまには学童保育をやっていますが、ただ宿題を見るという義務教育過程の延長をするのではなく、創造力や想像力、またはコミュニケーション力など、いわゆる人間力を高める為に出来る事は何だろうという事を意識しています。
数年前にyoutubeで話題になったDid you know?を見て思う事は、時代の変化は数十年、数年単位と過去の農業社会や工業社会ではあり得ないほどのスピードで変化し、また、その結果は予想さえもしにくいというものです。
義務教育で教わる科目というものはパソコンに例えるなら、ワードやエクセルといったソフトの様なものだと思っています。そうしたソフトのバージョンがどんどん上がってきても、パソコンそのもののスペックが上がらなければソフトは動かないし、ましては能力を活かしきることもできない。
ソフトでなくパソコンそのものとも言える人間力を身につけていく事は、結果的に【生きる力】をきちんとつけるという事だと思います。
何故ならば、与えられ、待っているだけでなく、想像し創造力を持ちきちんとコミュニケーションが出来る事で自分から探究し行動する、つまりは選択肢を増やす事が出来るからに他ならないと思うからです。
ではその人間力はどうやったら高められるのか?
現在は様々な学童保育やカリキュラムを提供している団体などの情報収集や意見交換を現在行っており、イメージ固めをしていますが、積極的に協力して下さる方もいらっしゃって嬉しい限りです。
いずれにせよ、あまり考えすぎるとなかなか踏み出せなくなる。
しっかりとしたコンセプトは作ったうえで、永遠のβ版でいきたいと思っています。