この週末、アクティブ・ブレインセミナーを受講してきました。
短時間で単語を覚えるって何かのテレビに出る○○少年みたいな内容だし、記憶したから何だっていうんだろう?と思っていたのですが、受講した友達や仲間たちが良いというので、どんなものかという程度の気持ちでの参加。
正直あまり期待していなかったわけです・・・。
ところが、その内容は単純な記憶術ではなく、記憶はあくまでも脳を活用する為の一つの見せ方というか方法で、さらに深い濃厚な二日間でした。
人の頭の良し悪しにそれほど大きな違いはなく、使い方を知っているかどうかの差でしかないんだということを深く具体的に理解できた事は大きな収穫。
当日は中学生も来ていましたが、我々を含む年配に交じって全く同じ内容のカリキュラムをもくもくとこなし、笑顔で帰ったのは印象的。そういう点でも、脳という共通のものを持っている私たちにとって、この使い方を知る事は有益だと。(このセミナー小学校5年生から対象らしいですが、上は80歳を超える方も受けているらしいです。)
お金を出して買った良い車も、良い家電も、その全ての使い方がマニュアルとして最初からありますが、その全てを使いきる事はほとんどなく、最終的にはゴミとなり捨てられていく。
脳も同じ事が言えると思います。
無限に深い力が脳にはあるのに、単純な詰め込み型、かつ左脳記憶教育が正しい使い方として刷り込まれ、その力の大半を使う事がなければ、マニュアルも授業もない。
そうした学校での結果がテストで点数化され、それを頭の出来として判断されるもんだから、それが受験へとつながっていく。
なおさら脳の使い方なんて隅に追いやられてしまう。
誰もが与えられた素晴らしい脳をどう使ったらより自分の人生に役立たせる事が出来るのか?昨今の日本がその技術力がグローバル対応せず、独自進化をしたという事でガラパゴス化という表現で揶揄されていますが、脳の使い方位はガラバゴスにならないようどんどん進化していきたいものですね。
この二日間、記憶力が飛躍的に上がったという、そんな小さな事(と思ってしまう)よりも、もっと深いものを考えさせられました。
ナイス週末!!
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